たっくんのボードゲーム日記

No.9
レーベンヘルツ新版
Löwenherz

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約70

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
不要




陣取りゲームです。



より大きな自分の領土をつくることを目指します。


ボードにはいくつかの地形が描かれているのだが




森は1点、村は3点、城は5点
鉱山は同じ種類を3つ自分の領土にできれば5点になります



草原は点数になりません。


鉱山は

金山



銀山




銅山、宝石山の4種類



いずれか1種類について3つ領土にすることができれば
得点(3つセットごとに5点)になります。




さて、各プレイヤーは1色選んで、城コマと騎士コマを受け取ります




そして、重要なコンポーネントの「国境線」





国境線は、ボードのマス目の境に置いていきます。
そして、城を1つだけ含む領域を作ると領土になります



上の例では、青のプレイヤーは8マスの領土を形成しています。
※ボードの端も国境線とみなされます

この場合、森(1点)2つに、村(3点)1つが含まれているので5点もらえます。



なので、下記の赤矢印の領域は、赤と白の2つの城が含まれているので領土ではありません


たとえ同じプレイヤーの城であっても、複数の城が入っている領域は領土にならない。



騎士は城か他の騎士に隣接するように置きます。



騎士は草原もしくは、城は草原にのみ置くことができる。


それで、騎士は何のために置くのかと言うと


こんな感じで赤の領土と青の領土が隣接していたとする。



このとき、相手の領土よりも騎士の数で上回っていれば
(同数ではダメ)


侵略することができる(青2:赤1なので)



侵略して新しく獲得した領土に森や村があれば、得点をもらえますが
侵略されて領土を失った場合は、その分の得点も失ってしまいます。


4人プレイなら30点



2人プレイなら50点に誰かが達したら、即そのプレイヤーの勝利となります。






さて、具体的に手番で何をするかというとカードを1枚プレイします。


緑のカードで「国境線の配置」、黄のカードで「騎士の配置」をすることができます。
右下のカードは、どちらか好きな方を選べるカード。


国境線の配置は、カードの緑の盾の中に書かれている国境線の数(1~3)だけ
好きな場所に国境線を置くことができる。



ただし、同じ色の城と騎士や騎士と騎士の間にだけは置けない。


騎士の配置の方も大体同じ。好きな場所に置けるのだが



①自分の城、もしくは騎士に隣接するようにしか置けない
②草原もしくは森にしか置けない
③さらに、森に置く場合は1コインのコストが必要

というような制限があります。



さて、お金(コイン)のことが出てきたのだが

カードをプレイするにはコストがかかります。



カード左上の赤い数字が必要なコスト。
もちろん、高い効果のカードほどコストも高い。


手番では、3枚の手札の中から1枚選んで
必要なコストを払った上でカードをプレイします。




コインが足りなくて、カードがプレイできない場合は



カードを1枚売ることができる。


右上のカッコつきの青い数字が売却価格



このカードなら5コインで売れます。

ということで、手番でできることは下記の2択になります。

①コインを払って、カードを1枚プレイする
②カードを売ってコインを得る


どちらにしても、最後にカードを1枚引いて手札を3枚にするのだが

このとき、山札から引いてもいいのだが、売られたカードを引いても良い
※ただし、その手番で売ったカードを引くことはできない


基本的に軍資金はすぐにショートします。

しかし毎回、カードを売って、次の手番でプレイして、というのでは効率が悪いので。

領土内に鉱山があると、1種類につき1コイン毎手番もらえる


たとえばこの場合、青の領土には金山と銀山の2種類の鉱山があるので



手番が回ってくるたびに2コインの収入がもらえます。

鉱山、超重要。


さて、カードの効果はおおまかに5種類あるのだが
「国境線」「騎士」に続いて3種類目は、この「領土の拡張」



このカードは、自分の領土を持っていないとプレイできません。

2マス分、自分の領土を大きくすることができます。

誰の領土でもないエリアには自由に拡張できますが・・


他人の領土内に拡張(侵略)する場合は、前述の通り騎士の数で上回ってなければなりません。





そこで、自分の領土の騎士の増強と、相手の戦力減を一気にできるのが、この「寝返り」




形勢が一気に逆転したりします。




しかしあまりに戦力差が大きいときは、、




この「同盟」というカードを使う手があります。




このカードをプレイしたら、隣接する領土を2つ選んで



隣接している部分の国境線を90度回転させます。

これで、この2つの領土間では不可侵条約が結ばれたことになり
騎士の数に関わらず、お互いの領土を侵すことはできなくなる。

ただし、この条約はあくまでこの2つの領土の間だけの話なので
他の領土には侵略できるし、侵略される可能性もある。


■ゲームの終了

①誰かがプレイ人数に応じた点数に達したらその時点でゲーム終了

②山札が無くなったら、それ以降はカードの補充をしない
 で、全員の手札が無くなったらゲーム終了になります。

手元に残ったお金も勝利点になります。




最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝ち



■初期配置

最初に1つずつ草原に城を置いていきます。
城は1人4つ(4人プレイのときは3つ)で、騎士を1つずつ城に隣接するように置きます。
(※このときだけは、森に騎士を置いてもコストはかからない)

自分の城同士は、最低6マス間を開けて置かなければなりません。








Teuber, Klaus
プレイ記



相棒と2人プレイ

相棒:赤
俺 :青 白は中立プレイヤー。


初期配置、この時点でバトルはもう始まっている。



まず狙いは、写真上部の俺の青の城付近。
国境3×3=9個で、鉱山2つ(金山と宝石山)を含む領土を作ることができる。
しかも、近くに銅山もあって早い段階で領土拡張すれば、収入3を確保できる。

もう1つは左下、国境5つで銀山を含む領土ができる。

この2つが当面の俺の狙いだ。


先ほどのボード上部。
まずは、相棒の赤に金山を取られないように国境を配置していく。


あと5個で領土になるぞ。。


ところが、相棒はまず騎士を投入してきた。


あと3箇所で領土になるのはお互い同じなので
騎士の数で負けてる分、ちょっと不利になってしまう。


俺も騎士を投入するものの、相棒も負けじと騎士を増やしてきた。


ちょっとマズイかも・・・


お互い領土完成、しかし。。


1.点数、相棒の方が多い
2.騎士、相棒の方が多い
3.俺、このままでは騎士を増やせない

ひじょーにヤバイ。どうしよう。
唯一勝ってる点は、鉱山収入が相棒1なのに対して俺は2あることくらい。


やはり、侵略された(TT


金山を奪われる・・・


しかし、ここから反撃に出るチャンス到来。


裏切りと騎士を2人一気に増やせるカードを引く。


金山を奪い返し、村まで奪うことができる。。
と思ったところで、相棒「同盟カード」で和睦。ちっ^^;




一段楽したので、左下の銀山の小国を作ることにする。


まあこれは難なく領土にすることに成功。


なんか、相棒の領土が国王の城目指してニョキニョキ伸びてきた。。


んーー。。。
またちょっとマズイ状況になってきた。

このあと、国王の城は順当に相棒の領土になってしまう。


領土拡張のカードも無く、にっちもさっちもいかないので
ボード右側に新しい領土を作り始めることにする。


これが完成すればデカイ。


と思ってたら、相棒も似たようなことを考えていたようだ。


先回りして国境を置いて、シャットアウトする。よし!


俺の方の領土は首尾よく完成、これで18点!大きい。


相棒の強国が侵略してきたのですかさず同盟する。


終盤戦、俺の新しい領土の下に相棒も領土を作ってきた。
ここから侵略しようと考えていたようだ。。


しかし、一手先に俺の騎士を大量投入に成功

このカードでね。




結局逆に俺が、侵略に成功してゲーム終了。




32対42



途中は何回か冷や冷やしたけど、なんとか勝った!


プレイ記2



kunさんと対戦 kunさん⇒オレンジ たっくん⇒青 中立⇒白


俺の狙い目は、右下の城。角で比較的、囲うのに必要な国境が少なくて済む割に
種類の違う鉱山が3つも密集している。


このあたりね




しかし初期手札。


ん~~~・・・国境線の配置カード(緑のカード)が無い!


しょうがない、カード売る。




いいカード、来い!


よし


出遅れを取り戻すべく、急いで領地を作り始める




しかし、kunさんの方が先に領土完成。




俺の方は1手遅れで完成。けど、鉱山の数で勝ってるので今のところ俺有利。


3つ目の鉱山(銀山)も目の前だしw


というわけで、速攻で拡張。これで鉱山収入は毎回3ドゥカート!




しかし、、kunさんの新興国が誕生する




金山を侵略して奪うべく、騎士を投入する。




軍事大国へと成長していく両国。


今のところ騎士の数は3対2で勝っているのだが・・


手札がこれではどうしようもない。。




しょうがないので、左下に新しい領土を作る。


軍事力(騎士の数)が弱いので、すぐ侵略されちゃうと思うけど。
まあ、とりあえずのところの勝利点は稼げた。


その間に、騎士の投入合戦に負け、侵略されてしまう・・・銀山を失った


くそー、このままでは宝石鉱山まで奪われちゃうぞ。。

騎士を投入してとりあえずの侵略を防ぐか、それとも


やっぱり目先の収入が欲しい!


別の場所の銀山を確保することにする。


その後、さらに侵略される前に騎士の投入に成功。ふーーー。


これで再び互角。


そうすると、当然こっちが侵略されるわけで。


こちらは勝ち目が無いので、さっさと同盟。


金山を持ってないので、獲得に乗り出す。


・・と、見せかけて、実はもっと大きな野望を胸の内に秘めていた


その後、野望達成まであともう少しだ




野望達成の瞬間。
途中、宝石鉱山まで奪われて収入が2ドゥカートにまで減らされるという困難を乗り越えて


俺「じゃ、これで領土完成です。ここ」

kunさん「あーー、そうか」

俺「森が16点、村が2つで6点、国王の城が5点」

kunさん「27点かー」

俺「あ、あと銅山が3つになったから、さらに5点ですね」


ここまでの守勢を一気に逆転して、50点到達


うまくいったから良かったものの、失敗してたら大惨敗になってたところだった。

あぶねー・・・

胸を撫で下ろしてました。


プレイ記3

KDさん、イズナさん、たっくんの3人プレイ


KDさんは割と真ん中寄りの初期配置

銅山が左下に偏ってるので、ここをどう押さえるかがカギになってくるかな。


初期手札。いつぞやと違って緑のカードたくさんで助かるw


お金は貴重。特に序盤はできるだけ出費を抑えねば。

国境2つでコスト3なら、国境1つ当たりのコストは1.5
国境3つでコスト6なら、国境1つ当たりのコストは2

ならコスト6のカードは売却用だな、高く売れるし。


左上の角に正方形の国を作りましょー



俺より一手早くイズナさんの国が完成




すぐに追いつく




KDさんも完成



互いに一歩も譲らない展開


場を見渡してみても、既に置かれている国境を利用してうまいこと新しい領土を作るのは難しそうなので




拡張でニョキニョキ領土を広げる。


宝石山ゲット


全体は、こんな状況


あのへん領土にできそうかな?


青のKDさん、騎士を追加して軍事力を増強してきた。


やばい、宝石山を侵略される・・


でも大丈夫、こちらもわずか2金で騎士を投入できるカードを持っている


後々のために、裏切りのカードも温存しておこう


たっくん国とKDさん国の戦力は拮抗


軍事力で1劣るイズナさんの銀山が侵略されました


反撃に出るイズナさん




しかしついにその均衡が崩れてしまった。宝石山ヤバし!




宝石山と村が奪われてしまった


しかし、このままではそれだけで済まなそうな気配

まずい、あそこを分断されてしまうとほとんどの鉱山を失ってしまう。


騎士の投入はできない状況。どうする。。




領土拡張を使って分断されないように迂回路を作ることにする


これで時間稼ぎしてる間に同盟のカードを拾ってきて、即同盟。

なんとかしのいだ・・


ことがおさまたところで、今度はこちらが侵略を計画していたのだが


こちらもあっさり同盟されてしまい、むう。。


領土を3つ持っているイズナさん、かなりの接戦模様。


もう領土拡張の赤いカードが無くなってしまったので
侵略ができず、仕方なくボード下部に小国を作って小銭を稼ぐことにする。


しかし、領土にする一歩手前でイズナさんに横取りされてしまった。。


負けたかなと思ったのだが、、最後の持ち金で

トップ:たっくん  +5点
2位 :KDさん  +3点
3位 :イズナさん +0点

なんとか競り勝った。



評価・・・

傑作。個人的にはカタンより面白いと思う。
マップも9分割されていて、毎回違う組み合わせで遊べるし
ルールはこれだけシンプルにできているのに奥は深い。
国境を配置するときに、自分のことばかり考えていると
他人の利になってしまうこともけっこうあるので悩みどころ満載。

中盤以降は、領土がぽつぽつできてくるので、侵略のし合いが始まる。
パワーカードの中には、お互い侵略しないという協定を交わす「同盟」というカードや
自分の騎士を増やしつつ同時に敵の領土の騎士を減らす「裏切り」というのもあり
これが非常に熱い。
やったやられたで、けっこうガチなバトルになる。特に2人プレイの場合は。
相棒はその辺が性に合わないようだが、個人的にはこういうのは大好き。
ワイワイやるにはやっぱり3人か4人がいいかと思うが。

陣取りゲームとして重めのゲームと受け取られがちな気がするが、ルールは難しくないし
エルグランデのように細かい字を読む必要もない。意外と初心者でも楽しめる気がする。
ただ、国境線の配置の仕方は、かなり経験とセンスが必要。
ほぼこれによって勝敗が決まるので、そのあたりが合う人には絶対に面白いと思う。

システムは完璧、これといって不満な点は見あたらない。
強いて言えばコンポーネントかな。やっぱりプラスチックじゃなくて木製の方がいい。
騎士のコマとか、ちょっと乱暴に扱ってしまうと馬の前足とか折れそうだし。
あと、カードもできれば一回り大き目のが好み。

この会社、どうもプラスチックのコマが多いんだよな。木製のがいいのに。。。


■追記

2人プレイだと、やっぱりどうしても実力差が出やすいので難しい部分はあるかな。
でもまあ、そういうものの中にしかない面白さというのも確実にあるので
そうなると、そこから先は相性というか、好みの問題になってくるかなぁ。

でも、どうすればいいのか途方に暮れてしまうようなことにはなり難いと思うし
比較的アドバイスなんかも、し易い方のゲームだと思う

また、3人もしくは4人プレイならプレイ感がガラリと変わるので
そうするのが実力差を緩和する最も手っ取り早い方法かと思う。

決して簡単なゲームでは無いけれど、ルール自体はシンプルで分かりやすいし
簡単で無い分、奥の深さも十分すぎるほど持ち合わせているので
ある程度ゲームに慣れた人には是非プレイしてみて欲しい作品。

極めて完成度が高くて、やっぱこれがトイバーの最高傑作じゃないかと思う。

旧版まだやってないんだけどね。


■追記

2人プレイだと、やっぱりどうしても実力差が出やすいので難しい部分はあるかな。
でもまあ、そういうものの中にしかない面白さというのも確実にあるので
そうなると、そこから先は相性というか、好みの問題になってくるかなぁ。

でも、どうすればいいのか途方に暮れてしまうようなことにはなり難いと思うし
比較的アドバイスなんかも、し易い方のゲームだと思う

また、3人もしくは4人プレイならプレイ感がガラリと変わるので
そうするのが実力差を緩和する最も手っ取り早い方法かと思う。

決して簡単なゲームでは無いけれど、ルール自体はシンプルで分かりやすいし
簡単で無い分、奥の深さも十分すぎるほど持ち合わせているので
ある程度ゲームに慣れた人には是非プレイしてみて欲しい作品。

極めて完成度が高くて、やっぱこれがトイバーの最高傑作じゃないかと思う。

旧版まだやってないんだけどね。


■追記2

もう強調して言うようなことはあまり無いかな、ホント面白いです。
2~4人、どのプレイ人数でも城の合計数が同じになるようになってて
マップが広すぎたり狭すぎたりすることの無いようになってるので
プレイ人数によるカラミの程度とかバランスとかをほとんど心配することなく遊べます。

あとは、豪華版とか作ってくれたら最高なんだけどなー。。

2013/03/22


JohnnyBet



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