たっくんのボードゲーム日記

No.276
ブルームーン
Blue Moon

プレイ人数:2
プレイ時間:約30

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
一部カードの日本語化が必要




2人専用のカードゲームです


カードゲームなのですが、細長いボードを1つ使います




このボードに3体のドラゴンを乗せます。




このドラゴン駒が勝利点。これを取り合います。



ドラゴン駒を自分の側に引き寄せる権利を得たらボード上から
自分側にドラゴン駒を持ってくるのだが

相手側にドラゴン駒がある場合は




一度、ボード上に戻す必要があります。



つまり、相手側のドラゴン駒を自分の側に持ってくるには
2回分の権利が必要になります。

さらにドラゴン駒が1つでも相手側にあるときは
まず相手側のドラゴン駒を全てボード上に戻す必要があります。

なので、両方のプレイヤーがドラゴン駒を持っているということはありません。


樹脂製なのだが、かなり丁寧な仕上げになってます。




さて、メインコンポーネントのカードなのだが


構成の違う2つのデッキの内、どちらか1つを選択します。
カード枚数だけは30枚ずつで同じ。


とりあえず、選んだデッキのシンボルであるリーダーカードを
ボード脇の指定位置に置きます。




残りの30枚のカードは大きく4種類に分けられます。

1.リーダーシップカード 2.キャラクターカード 3.1.サポートカード 3.2.ブースターカード
LEIDERSCHAP
KARAKTER
SUPPORT
BOOSTER
種類の名称は、カードの左に書いてあります。 手番では、手札の中から
①リーダーシップカード 任意で1枚プレイ
②キャラクターカード 必ず1枚プレイ
③サポートカードorブースターカード どちらか1枚、任意でプレイ
という感じの順番で、基本的に3種類(3枚)のカードをプレイすることができます。 (もちろん手札にあれば) ただ、この中でキャラクターカードだけはプレイが必須で もしプレイできない場合は、敗戦となりドラゴンの引き寄せ権を 相手プレイヤーに奪われてしまう。 手札は基本6枚 手番終了時に手札が6枚未満の場合は、6枚になるまでカードを引きます。 とにかく、キャラクターカードだけはプレイが必須ということで ボードの矢印の位置にカードを置きます。 キャラクターカードの左上には大抵2つの数字が書いてあって 2つのうち、どちらかを使って相手を攻撃します。 例えば「炎で3」とか宣言します これを受けて、相手プレイヤーもカードをプレイするのだが 攻撃された属性(炎or大地)で、相手の数字と同じか、それ以上に しなければならない。 この場合は、「こちらも炎で3」とか宣言して応戦します。 要するに、そんな感じで相手の出した数字以上のカードを プレイできなくなったら敗戦になってドラゴンを1つ相手側に引き寄せられてしまう。 キャラクターカードは1手番ごとに使い切りで 応戦する際には、常に新しいキャラクターカードを投入しなければならない。 そんなわけで、例えばこのキャラクターカードは炎2なので このままでは応戦できない(相手が炎3なので数字が足りない) そこで役立つのが 前述のブースターカードとサポートカード どちらのカードも、基本的には足りない数字を補うことができます。 ※戦いの最初(炎か大地を選択できるとき)はブースター及びサポートカードはプレイできない ブースターカードの場合は、キャラクターカードの上に重ねて出します。 これなら、キャラクターカードの炎2+ブースターカードの炎2で合計4となり 相手の炎3に対して応戦することができる。 サポートカードで数字を補強する場合は キャラクターカードの隣のスペースに置きます ブースターカードとサポートカードの違いは ブースター → キャラクターカードと同じく1回の手番で使い切り サポート  → その戦いが決着するまで持続的に有効 という感じで、サポートカードは次以降の手番で応戦するときにも 使うことができる。 まあ、サポートカードを選択して炎4で応戦したとして 当然、相手もサポートカードを使うことが出来る 炎8でさらに応戦してきたら こちらは前回の手番で出したサポートカードをもう1回使って 今回の手番でプレイしたブースターカードと合わせて これなら、炎9で応戦できる (キャラクターが炎5+サポートが炎2+ブースターが炎2) 相手がさらにカードをプレイできないor戦いから撤退したら、勝利ということで ドラゴンを1匹引き寄せることができる。 このとき、この戦いでプレイしたカードの合計が6枚以上で勝利した場合は 2匹引き寄せることができます。 戦いの勝敗が決まったら、それまでにプレイしたカードをすべて捨て札にします。 で、撤退したプレイヤーが次のスタートプレイヤーになって新しい戦いを始めます。 リーダーシップカードはキャラクターカードをプレイする前に 任意でプレイ可能な、補助的な効果を持つカード。 このカードをプレイすると その手番でプレイできるサポートカードの上限が無くなります。 リーダーシップカードは、リーダーカードの上にずらして置いていきます。 リーダーシップカードは効果が持続することはなく その手番でのみ効果を発揮します。 どちらか片方のプレイヤーのデッキが無くなったら 今やってる戦いが決着したらゲーム終了。 ドラゴンを引き寄せているプレイヤーの勝利となります。 ※複数回プレイする場合は引き寄せているドラゴンの数+1ポイントを勝利点として得ます。 ※ゲーム中、3個のドラゴンを引き寄せている状態で  さらに引き寄せる権利を獲得(戦いに勝利)したらその場合は即ゲーム終了します。 ※3体のドラゴンが全部ボード上にあるときは、先に手札が尽きた方の負けになります。 ちなみに、戦いを始めるプレイヤー(炎か大地かを選択する権利があるとき)は キャラクターカードをプレイする代わりに 手札から1~3枚選んで、捨て札にすることができます。 もしこれで手札とデッキが無くなったら、これもその時点でゲーム終了。
カードの中には、こんなアイコンが付いているカードがあります このカードは、手番の最初に手札に戻すことが出来る。 ※ただし、オープンになって見えているカード(アクティブなカード)だけ キャラクターカードやブースターカードは手番のたびに どんどん重ねられていってしまうので、それ以前に使用したカードは回収できない。 各デッキには1枚ずつ、ミュータントというちょっと特殊なキャラクターカードが入っています。 テキストを読んでもらえば分かるのだが このカードはプレイに前提条件があって 効果としては、戦いの属性(炎or大地)をチェンジすることができる。 さらに、このカードにはアイコンが2種類付いていて 1つは「ストップアイコン」で、このカードをプレイしたら その手番ではもうそれ以上、別のカードをプレイすることはできない。 もう1つが「シールド」で、数字にシールドが付いている場合は 相手の数字を上回ることができなくてもOK こんな感じで、数字はゼロなんだけど シールドが付いているブースターカードもあります。 炎だけだが、このカードをプレイすれば相手の数字を上回れなくても その手番をやり過ごすことができる。 このほかにも、特殊効果がテキストで書かれたカードはいくつかあって 例えば、このブースターカードは一緒にプレイしたキャラクターカードの 攻撃値を固定で5にできる。 こちらは手札を増やすことができるリーダーシップカード 特に手札枚数に上限は無いので、引いたカードを次回以降の手番に 持ち越すことができる。 ※手番の最後での手札補充は、あくまで手札が6枚未満の場合のみ行う こちらは対戦相手のカードプレイを制限する効果がある テキスト中の「あなた」というのは対戦相手のことを指す これはかなり強力なサポートカード キャラクターカードの大地の攻撃値を2倍にしてしまう。 相手の手札を捨てさせてしまう、ドミニオンでいう「民兵」みたいなカード。 ただ、民兵と違うのは捨てるカードの選択権が相手プレイヤーに無いこと。 ババ抜きのように、強制的に持っていかれてしまう。 サポートカードは基本的に手番中でプレイできるのは1枚だけだが このカードをプレイすると、もう1枚追加でプレイできる。 大体こんな感じかな。
Knizia, Reiner
プレイ記



kunさんと対戦 今回は俺がヴァルカのデッキを使用。


特殊能力とかは少なめだけど、カード1枚1枚の性能が高いデッキだ

特に炎の数値が高いカードが多い。



しかしまぁ、ここはこれかな?


俺「炎1で、あなたは特殊能力テキストの無いキャラクターカードはプレイできません」

kunさん「えー、マジで?」

kunさん「撤退・・・」

1回表、初球先頭打者ホームランで先制点って感じw

ドラゴン1匹、さっそく引き寄せる


kunさん「じゃあ、炎5で」


ぬ、炎でケンカを売ってくるとは。


ならば、こちらはブースターを使って応戦。


俺「じゃあ炎の攻撃力をブースターで2倍にして、炎8」


kunさん「そのキャラクターカードの攻撃力を無効にします」


む、そうすると ブースターで2倍しても0×2になってしまって
攻撃力0になっちゃうの?

kunさん「サポート1枚追加で、炎1」


その後

kunさん「このキャラクターカードは、サポートカードの攻撃力を2倍にしますね」


てことは、6+2+2=10?

俺「撤退・・・」



その後

kunさん「じゃあ、これでサポートカード追加で1枚プレイします」



kunさん「カード2枚以上プレイできません」


ぐふっ、きっつぅ。
それってつまりキャラクターカードしかプレイできないってことだよね?


しかし、1枚のカードが強いのがこちらの強み


俺「大地4」



俺「大地5」


なんとか耐える


そして、切り札


俺「攻撃属性を炎にチェンジ」


が


kunさん「炎7で」



だめだ、サポートとブースター使えないのがキツイ

俺「撤退」

ドラゴン1匹、引き寄せられてしまう。


俺「じゃ、炎3で」




kunさん「炎5」


kunさん「このサポートカード、手札に戻せるから超便利w」


俺「こっちも炎5」


勝てるかな?


kunさん「炎7」


ブースターとサポートの合わせ技か

しかも、手札に戻せるんだよなアレ


ダメだ撤退するしかない





さらにその後、少し状況が五分に戻ってきたところで


手番はkunさんから



kunさん「大地で5」


むう、なかなか強い。

しかし、こちらには大地ならシールド付きのブースターがある


さらに

俺「あなたはサポートカード、プレイできません」


これが決定打となって

kunさん「撤退します。。」


終盤戦、勝負はほぼ完全に五分と五分の状態。




俺の手札



しかし

kunさん「たっくんさん、手札から2枚引いて捨てますよ~」


なぬぅ。。


だが、こちらにはもっと強烈なサポートカードが残っている

俺「あなたは、山札からカードを引いて補充できません」


kunさん「ぐはっ・・」






kunさん「撤退です。。」


よし、やっとドラゴンが1匹こっちに来た




炎で来たので、こちらは炎7で応戦




kunさん「攻撃属性を大地に変えます」


そうか、ミュータントを持ってたから最初は炎で来たのか

大地はキツイ・・

なんとか、敵の強力なサポートカードを捨てさせて耐える



俺のデッキが無くなったので、これが最終戦


kunさん「もしあなたが撤退したら、わたしは追加でドラゴンを1つ引き寄せます」


げ、てことは撤退したらその時点で負けか


手札捨てさせられる前に、このリーダーシップカードでドラゴン引き寄せておけば良かったな




kunさん「このサポート使って大地の攻撃値2倍で、大地の6」



ダメだ、負け。。。



評価・・・

デッキを交換しながら2~3回ずつプレイしてみた所感なのだが
うーん。面白く無くはなかったんだけど・・といったところ。

世界の七不思議なんかと同じで、ゲームを構成する要素として
カード1枚1枚の強さや特殊効果に依存する部分がちょっと大きすぎる気がした。

だからダメだとか言うわけじゃないんだけど
根幹のシステムによって演出できている要素がちょっと希薄な感じ。

ほんとになんとなくなんだけど、MTGやポケモンなんかに代表される
トレーディングカードゲームと良く似てる。

やっぱりこういうのはちょっと苦手。

理由はゲームの本質を楽しむまでにちょっと時間がかかるから。
相手のデッキも含めてカードの効果と構成を把握できてないと
なかなか高度な戦術が立てられない。
面白くなくは無いんだけど、どうも最近そういうのは面倒というのが
先に立つようになってしまった。

ドミニオンなんかもカードにテキストが書かれているのだが
決定的に違うのは、王国カードは全員共通で10種類しかないことと
初めから全カードが場にオープンになっていること。

この種類の少なさと視認性の良さによって、基本システムを理解していれば
初見のカードが少々入っていても問題なく最初から戦術を考えることを楽しめる。


別の言い方をすると、「定理や定石」が多いのは全然OKなんだけど
「覚える定義」が多いというのは、特に近頃ちょっと微妙なんですよ。個人的に。
なかなかこのタイプのゲームは良い評価がしにくい。

ついでに言うと、やっぱりこういうイラスト図案もちょっと苦手。

面白かったら拡張デッキも手に入れてみようかなと思ってたんだけど
今のところちょっとナシかな。。

基本デッキだけでかなりお腹いっぱいです。


2012/04/02


JohnnyBet



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