たっくんのボードゲーム日記

No.182
魔法の釜
Der verflixte Zaubertrank

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要




ボード全景、得点盤です。



こういう本を象ったタイルがあって、ページをめくると
4枚のタイルが現れる。出てきた絵のとおりの材料を集めます。 どうやって集めるか、だが 各プレイヤーには4枚1セットの「釜」タイルが配られる。 釜には本に載っている絵と同じ絵が描かれており 一部は「鏡」になっている。 この鏡がキモ。 釜タイルを2枚組み合わせて立てると 反対側の絵が鏡に映ったりするわけですね。 一応、説明書ではこれを魔法と呼んでいるみたい。 で、絵が見える位置に火の石(グレー四角いコマ)を置きます。 これで、カエル2匹ゲットというわけ。 別に必ず鏡を使わなければいけないわけでもないので とにかく、必要な材料が見える位置にコマを置いていきます。 いち早く必要な材料を必要な数ぴったり揃えることを目指します。 揃ったら、「魔法はおわり」と宣言して他のプレイヤーは 本当に揃っているかどうか確認します。 揃っていれば、2マス進めることが出来る。 もし間違っていたら、他のプレイヤー全員1マス進めることができる。 もちろん間違ったプレイヤーは進められない。 子供(見習い魔法使い)のタイルが出てきたらラッキーで 材料を揃えられたら、子供1人につき2マス進めることができる。 誰かがネズミのマスを超えたら、一番後ろのプレイヤーをネズミの助手が助けに行きます。 具体的には、ネズミはキノコを1本持ってきてくれます。 一番後ろのプレイヤーだけの特権です。 本のタイルが全部無くなるか、得点盤の最後のマスに誰かが到達したらゲーム終了。
Gebrüder, Frei
プレイ記



COQさん、AKくん、俺の3人でプレイ

お題は、、



うーむ、虫が多い。。

・・・などと考えてる暇は無い!釜を組み立てねば!!


COQさん「できた!」




はええ、、俺まだ釜組み終わってないよ


COQさん(赤)が独走状態




次! キノコか




COQさん「できた!」



そうか、釜1個で済むならその方が早くできるよな。


俺「よっしゃできた!」




最後の最後で俺の差し切り勝ち!



ちなみに、AKくんは苦手なのか大人たちがえげつなかったのか
いいとこなし^^;



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

うーん、ちょっと評価が難しいな。とりあえずCとしてみた。

理由は頭でいろいろ考えるより、手先の器用さだけの勝負という感じがちらつくのと
かなり瞬発力が要るので、大人と子供が一緒に遊ぶとなると少し難しい面がありそうなこと
そして、本をめくる人がかなり不利なこと。

挙げればまだまだあるんだけど、要はゲームシステムとしての完成度が
んー・・イマイチかなといった感じ。

ただし、鏡を使ったギミックは小さい子向けの「教材」的な意味合いとしては
まぁまぁいいかもしんない。
鏡の性質の基本を学ぶことが出来ると思う。

コンポーネントもある意味無駄に良く出来てる。
絵もきれいだし、得点盤のデザイン、本のデザイン、良く作りこんである。

ただねぇ、やっぱりゲームとして見るとそこかしこで考慮の足りなさが
露呈してしまっているので、とりあえずC 下手するとDにするかもしれない。

しかしこれは大人が子供に混じって本気で対戦するということを前提に考えているので
大人が子供に教えてあげる、というスタンスや子供同士で遊ぶということなら
また違った評価になってくるかもしれない。

鏡を楽しめるかどうか、その1点かな。このゲームは。
だったら千の鏡のお城とかの方がいいのかもしれないなぁ。


JohnnyBet



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