たっくんのボードゲーム日記

No.382
余計な料理人
Too Many Cooks

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約40

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要





5種類のスープ料理をつくるカードゲームです。



各プレイヤーは5枚1セットのメニューカードを持ちます。


じゃがいもスープ、野菜スープ、魚スープ



これらのスープにはトウガラシが入ってしまうと
美味しくなくなってしまいます。


トウガラシのピリ辛スープはブイヨンが入るとダメになってしまいます。



そして、紫のメニューは「スープを作らない日」というメニュー・・

メニューじゃないな^^;



具材カード。

種類(スート)はメニューと対応してて、0~10までの数字が書かれている。



各スートのうち0のカードがブイヨン



トウガラシだけは1~5という構成になっている。






具材カードを13枚ずつ配ったら、各プレイヤーはメニューカードを
1枚伏せて出して一斉にオープンにします。




これが、そのラウンドでそれぞれのプレイヤーが作るスープメニューになります。



スタートプレイヤーは手札から任意の具材カードを1枚出します。




それ以降のプレイヤーは同じ種類のカードしか出せません(スートをフォローする)



※フォローできない(カードが無い)場合は違う種類のカードを出しても良い


トウガラシも、フォローできなくなったときに出すことができます。




そして、誰かがトウガラシが出したらフォローしなくても良くなり
他の種類の好きな具材を出すことができるようになる。




場に出された数字の合計が10以上になったら、カードを全て取って




自分の前に伏せて置きます。(手札には加えない)




で、カードを取ったプレイヤーが新しいスタートプレイヤーになって
任意のカードを出します。


オーバーボイルのカードが出されたら数字のカウントが0に戻ります。




誰かの手札のカードが無くなったら1ラウンド終了。
他のプレイヤーの手札に残ったカードは捨て札にします

それぞれ、取ったカードをオープンにします。


たとえば、メニューがジャガイモスープの場合は



茶色の具材カード1枚につき1点
トウガラシ1枚につき-1点

なので、この場合4-3=1点となる


チリスープメニューの場合は



トウガラシ1枚につき1点
ブイヨン1枚につき-1点



スープを作らない日の場合は、カード1枚につき-1点



ただし、最初に5点が与えられます。

なのでカード3枚なら

5-3=2点


そのラウンドで使ったメニューはすべて捨て札になります。
具材カードは13枚ずつ配りなおして次のラウンドに入ります。

5ラウンドやって、全てのメニューを作ったらゲーム終了。


最も勝利点の多いプレイヤーの勝ち。





Knizia, Reiner

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

初めての写真ダイジェスト版プレイ記にしてみたのだけれど、どうだったかな。。
なんとなく、今までみたいに細かくチョコチョコ書くよりも、今回は少し情報を絞って
あとは想像してもらった方が楽しめるかなと思ってやってみました。

***

さて、本題の評価の方ですが

シュティッヒルンをベースにいろいろ味付けした感じの作品かな。
けどトリックテイクでは無いし、全体的な印象としては全く違うものに仕上がってると思う。

ただ、あんまりキレが良く無いかな・・ちょっとらしくないように思う。
5ラウンドというのがかなり蛇足的に長く感じてしまった。

どうもね、シュティッヒルンもそうだったんけど、ラウンドごとに
全員の目標とするところが違うというのが、まずい意味で奇麗に住み分けられてしまっている
印象があって、良いジレンマを生みにくいのかな?と思った。

シンプルな要素同士が複雑に絡み合ったり、バッティングしたりしてこそだと思うんだよな。。
もしこの作品がそういう面白さを持っていたとしても、少なくとも分かりやすくは無いと思う。

得点カードを含めると、カードが3種類あって分けとかなきゃいけないのも微妙に面倒だし
うーむ。。

2013/08/27


JohnnyBet



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