たっくんのボードゲーム日記

No.379
ピーナッツ
Nur Peanuts!

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約50

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
不要


ボード全景


24個のマスが円形に描かれていて、100〜2400までの数字が書かれています。

それでどうするのかというと、サイコロを振って時計回りにコマを進めていって
全員がコマを進め終わったら清算が行われます。


清算方法は、最も大きい数字のマスに居るプレイヤーに、自分の居るマスとの差額を支払うというもの

上記の例だと、トップは緑のプレイヤーで2400
赤のプレイヤーは1900なので、差額の500を緑のプレイヤーに支払わなければなりません。
同様に青のプレイヤーは2200なので200を緑のプレイヤーに支払います。

100のマスとかで止まってしまうと、たぶん大変なことになります(笑


コマの進め方はサイコロを使うんだけれど、普通のサイコロとは少し違っていて


黒いサイコロ:1〜3の目が2つずつ
白いサイコロ:0〜5までの目が1つずつ

という感じになっています。

で、使うサイコロを次の3パターンから選べます。

1.黒いサイコロ1つ
2.白いサイコロ1つ
3.白いサイコロ2つ


たとえば、白いサイコロ2つ使うことにしてこんな感じの目が出れば



もちろん3マス進めます。(3マス進まなければならない)


止まったマスでいいと思ったら内側の確定マスに移動させて手番を終えることもできるのだけれど

条件を満たせれば、サイコロは振り直しができる

ここがこのゲームのポイント。



■振り直しができる条件その1

出たサイコロの目の中に0が、1つ以上ある場合




この場合は、確定マスに移動させて手番を終えるかさらにサイコロを振って先のマスに進めるか選べます。
※使用するサイコロも3パターンの中から選び直すことができる


振り直した結果がこうだったとすると




着いた先のマスには既に白のプレイヤーのコマが確定マスに居ます・・




緑のプレイヤーが確定マスに入ることを選択した場合、白のプレイヤーは確定マスから追い出されてしまいます。


全プレイヤーのコマが確定マスに入ったら清算となるのだが、

確定マスから追い出されたプレイヤーは手番が回ってきたら、またサイコロを振らなければなりません




で、白のプレイヤーは振り直した結果400のマスに止まってしまいました。


このまま確定マスに移動してしまうと、多額の支払いが発生してしまいます。
さらに出た目に0が含まれてないので、この場合はタダでは振り直しができません。

振り直し条件2:止まったマスに書かれている分の支払いをすることで振り直しができます。

つまり、この場合は400支払えば振り直しができます。


支払先は基本的に銀行に支払うのですが・・・

そのマスに持ち主がいる場合はそのプレイヤーに支払います。

これが所有を表すタイル。マスと同じく100〜2400まであります。


サイコロの振り直しをするとき、このタイルの持ち主に料金を支払うという感じ。
ちょっとモノポリーに似てるかな?


これらの所有タイルは各マスの外側に置かれます。




で、最初に順番に好きな所有タイルを1つ買うことができて、そのマスがスタートマスになります。


この場合なら1400払ってタイルを買います。
※この辺はプレイ人数によって若干ルールが異なります


赤以外のプレイヤーがこのマスに止まってしまって、もし振り直しをしたいなら
赤のプレイヤーに1400を支払わなければなりません。




もちろん、0の目が出ている場合は無料で振り直せます。


あと、当然自分が所有しているマスではサイコロの目に関わらず無料で振り直しができます。


全プレイヤーが確定マスに入ったら清算です。


トップの数字のマスのプレイヤーとの差額を支払いますが

自分の所有しているマスに居るプレイヤーは支払いの義務がありません

100のマスでも自分が持ってるマスなら払わなくていいんですねー


そして、トップのプレイヤーは他のプレイヤーからお金を徴収したあと
好きなマスを1つ買う権利が与えられます


400のマスを買ってみる


基本的に安いマスは多くのプレイヤーが振り直しをしてくれるので単価は安いけど、、みたいな感じですね。

じゃあ、逆に2400とかを買う価値があるのかというと

自分の所有マスでトップになると徴収金額が2倍になるというルールがあって
ハマるとこれが非常に美味しい。

清算とトッププレイヤーによるマスの購入が終わったら、すべてのコマを一番外側の未確定マスに移動させて次のラウンドに入ります。
サイコロを振るのは前ラウンドでトップを取ったプレイヤーから。


この所有マスタイルをプレイ人数に応じた枚数集めるか


だれかが破産したら、即ゲーム終了。

前者の場合は、指定枚数のタイルを集めたプレイヤーの勝ち
後者の場合は、持ち金がもっとも多いプレイヤーの勝ちになります。


プレイ人数が5人以下の場合は、銀行というノンプレイヤーがゲームに参加します。


銀行はすべてのプレイヤーが確定マスに入った後行動します。

・トップのマスに入っているプレイヤーが代表して、白いサイコロを2つ振ります
・0の目が出ている限り、常に振り直しをします
・銀行によって確定マスから追い出されることもあります・・


持ち金はちょっと中途半端なんだけど、最初9700ずつ持ちます






Meister, Heinz
プレイ記

5人プレイ



ツエツキさんJr「2400買います」


おー2400にいきなり突っ込むとは、やるなぁ

俺は、800あたりを


イズナさん「あ、そこ買いたかったんだけどな^^;」


ツエツキさんJrからゲームスタート



次々振られるダイス



ツエツキさん「1000か、、払います」


いきなり飛ばし過ぎじゃないですかー?www






結局・・


ツエツキさんJr「やったぁ!」

すでに過払い状態のツエツキさん、今回はなんと900でしゃがんでしまう^^;



俺は、ダイス運にも恵まれて2300を確保



よっしゃー、収入来たぞ


どこ買うかな?

400あたりかな


止まれば、確実に払ってくれそうなところを押さえよう

2000なら上等


たっくん「ストップしますー」

ツエツキさんJrは2100か、まあしょうがない


ツエツキさんJr「2100買うー」

金持ちだなーー

次のラウンド


ツエツキさんJrから

出た目は6


お、その400は俺のマス!

まいどあり〜



1400払って、1が出ることを祈りながら黒いサイコロを手に取るツエツキさんJr



その後も札束を払い続け・・







来た!1900w



しかし、KGさん






追い出されてしまった・・


けど、まあいいや

今の俺、ちょっと神がかってますから^^;



3つ目のマスを購入


500あたりかな〜(止まったら右から左的に払ってもらえそうなのは)




800のマスの売り上げが特に好調



白のツエツキさん



ツエツキさんJrが資金不足で止まらざるを得なかった1000マスから救い出す



そして奇跡が起きる


残り100で絶体絶命のピンチだったツエツキさんJrが見事なフェニックスを見せる



しかし・・


KGさん「破産しました」



勝利!




評価・・・

かなり良くできたサイコロゲーム、とても面白い!
グラフィックデザインとか、見た目は少々安っぽい印象も受けるんだけど中身は間違いなく本物です。

サイコロを振って、出た目の数だけコマを進めるという典型的なすごろくゲームでありながら
実に良いジレンマと、パーティゲーム的な盛り上がり要素を兼ね備えてると思う。

お金さえ払えば何度でも振り直しができるため、泥沼にハマってサイコロを降り続けた結果・・
というのは、言い方はあまり良くないけれどある種の依存症みたいなものを見ている感じがあって
他の人の手番を見ているだけなのに、自分の手番よりも楽しめたりすることもあったりする。

モノポリーとかだと人の所有しているマスで止まってしまうと必ず支払いをしなければならないんだけれども
ピーナッツの場合は、払うか払わないか選べるため、ちょっと大袈裟かもしれないけれど
商売のセンスっぽいものがいくらか必要かな?と思った。

つまり、そのマスでサイコロを振り直すこと(=支払いをすること)に価値を見出せなければならない。
そういう感覚が非常に面白い。

もちろん、あまりに高額なマスではなかなか収入を得られないわけで。
でもその代わり、もし自分のマスでトップなら2倍の収入になるので
少し雑なものも感じるけれど、心躍る要素に成り得てると思う。

この振り直しをめぐる攻防というか楽しさに加えて、振るサイコロの数や種類を選べる面白味も負けず劣らず素晴らしい。

そう言ってしまうと、たくさんの種類・数のサイコロがあればあるほど良いのかと思ってしまいがちなんだけれど
そんなことは無いんですよね。

サイコロたった3個でも十分に悩ましい選択肢を与えることができる。
重要なのはサイコロの数ではなくて、その関係性の複雑さにある。

個々の効能がきれいに住み分けられてしまっているものに悩ましさやジレンマはなかなか生まれない。

0の目が1つでもあればタダで振り直しができるので、その可能性は高めたいけれど
そう思って、2つ振ってしまうと目の前の止まりたいマスに止まれる確率も低くなってしまう。

もちろん、ゲーム全体を構成する要素はサイコロだけではないのでそういうのも加味して考えなければならない。

***

ちょっと難しく考え過ぎたか^^;
まあ、サイコロの出目に一喜一憂しながらも、じっくり考えることも楽しめる好ゲームといったところ。

十分過ぎるくらい楽しいんだけど、マスの配置を毎回変えられたりしても良かったかも。

2013/07/20




■追記

これ、できればお金はポーカーチップでプレイしたいな。

お札でももちろん面白さは折り紙付きなんだけど、頻繁にお金をやりとりすることになるので
ポーカーチップでなくても、紙のお札より扱い易いもので代用したいかな。

プレイアビリティが格段に向上します。


それで、ポーカーチップを用意することを考えると

1人分の初期資金は9700ずつで、その内訳は

100×17
500×8
1000×4
となっているので これを最大プレイ人数の6人分用意すると
10017枚×6 = 102枚
5008枚×6 = 48枚
10004枚×6 = 24枚
という膨大な枚数のチップが必要になってしまうのが悩みどころ 100はさすがに1人17枚も要らないだろ、と枚数の内訳を工夫してみてもやっぱり限界があるし。 まあ、ここはフーディニーコイン(小)とかで代用するのが現実的なのかなー。 ところでこの9700ずつっていう設定なんだけど、すごく中途半端な気がするのだが・・ この数字になんか意味とかあるのかな? 2014/04/26



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