たっくんのボードゲーム日記

No.159
ジャングルスピード
Jungle Speed

プレイ人数:2 - 8
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要





色んな図形が描かれたカードです。割と大きめ。



こういうカードが80枚と


ソフトプラスチック製のトーテムが1本



コンポーネントはこれで全部。


カードは全員に配りきります。で、写真のように自分の前に山にして置きます。



トーテムはテーブルの真ん中に置く。


手番では自分の山の上から1枚、全員に良く見えるようにオープンにします。




順番に、、ぺろんぺろんと




自分の前にめくっていきます。




めくられたカードを良く見て、色に惑わされず形が同じカードがめくられたら、、




素早くトーテムを掴みにいきます。



このとき、同じ形のカードがめくられた当事者2人しか
トーテムに触ってはいけない。


当事者2人のうち、先にトーテムを掴んだ方が
相手に自分のめくったカードを全部押し付けることができる。



押し付けられた方は、カードを受け取って自分の山の下に入れます。


こうして、いち早く自分のカードを全部なくした人の勝ち


■お手つき■

同じ形のカードがめくられた当事者以外の人がトーテムに触ってしまったり
カードの絵柄の形が違うのに(まぎらわしいカードが存在する)トーテムを掴んでしまったら

お手つきで、、

全員のオープンにされたカードを引き取らなければならない。



まあ、こんな感じで



実に



紛らわしいカードが入っている。




特殊なカードが3種類入っていて


まず内向きの矢印カード



これがめくられたら、全員一斉にトーテムを掴みにいきます。

トーテムを掴むことに成功した人は、自分のオープンカードを
全部、トーテムの下に入れます。

このカードは次にカードを引き取ることになった人が一緒に引き取らなければならない。


※ちなみに
自分の山札が全部めくられても、そこで勝ちではなく
オープンにしたカードも含めて自分の前から無くさなければならない。


次に、外向きの矢印カード



これがめくられたら、掛け声とともに全員一斉にカードをめくります。

もちろん形が同じカードがめくられたらトーテムを取りにいきます。


最後に色の矢印カード



これがめくられたら、次にトーテムが取られるまでの間
形ではなく色が同じカードがめくられたらトーテムを取りにいきます。


まぁ、混乱しますわね・・・


■拡張カード 2011/4/15追記

別売りの拡張カードです。
基本セットに混ぜて遊ぶこともできるし、総入れ替えしてもいいようになっている。

カードの一部をご紹介・・



この中に、同じ形のカードは1組も無い。なんとも紛らわしいことこの上ない。


特殊カードも2種類追加になっていて、これも入れる入れないは自由。



1つはトーテムを倒さないように、素早くトーテムの上に手を乗せるというもの。

もう1つは、自分の図形として見るカードが隣の人のカードになるというもの。
要するに「隣のカードが自分のカード」ということ。

もう混乱しまくるのは目に見えてる。

評価はコチラ





Vuarchex, Thomas
Yakovenko, Pierrick
プレイ記



3人プレイの様子。ちょっとカメラの角度が悪かったかな。。



また今度撮りなおそう。


4人プレイ。左下がちょっと光って見づらいけど。。




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

盛り上がるねーこれは。

完全にパーティゲームなんだけど、2人でも楽しめるように出来てるのが素晴らしい。
ルールは至極単純、1ゲーム長くても15分くらいかな。
かなり慣れてきてもついお手つきしてしまう。

フランスでは100万セットを超える大ヒットゲームらしく、たしかに非常に面白い。
そのゲームの性質から、どうしてもおばけキャッチと比較したくなるのだが
純粋な面白さとしては甲乙つけ難いくらいにどちらも抜群に面白い。
ただ慣れてくるとジャングルスピードの方が、より反射神経的な要素が強いかな。

おばけキャッチで味わった、あの脳みそのフリーズ状態はあまり感じない。
絵を見て頭が混乱する、というよりも反射神経勝負だからついお手つきしてしまう
という感じかなぁ。

ゆえにおばけキャッチほどのアイデアの「ひねり」は無いように思う。
なので評価を1つ下げてみた。

でも、かなり不利な状況からでも一発逆転があるという点は評価したい。
手持ちのカード量にかなり差がついてしまっても、大量のカードを押し付けることに
成功すれば一気に形成は逆転する。

どうかなー、個人的にはおばけキャッチもジャングルスピードも両方持ってて損は無いと思う。
一見似てるようで、上記のように微妙にプレイ感が違うので。

拡張も面白そうだなぁ



■拡張の評価

2種類の追加特殊カードは抜きでプレイしたのだが。
いやはや、これは混乱する。面白い。

少し慣れてきたら、この拡張は入れたほうが良いように思う。
おばけキャッチに近いレベルの脳みそフリーズ感を堪能できる。

本当に紛らわしい。

でも、だから面白い。

もうぐだぐだした論評は不要って感じ。


JohnnyBet



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