たっくんのボードゲーム日記

No.417
バントゥ
Bantu

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
不要


ボード全景 レースゲームです



スタート地点が3カ所あって、バックが赤と濃い青のスタートラインが描かれています。



各プレイヤーごとのコマ


書かれている数字が移動力を表していて、当然3が一番速い

何も書かれていないコマは、自分の前に置いて使用している色を表します。

コマは、それぞれ書かれている数字に対応したスタート位置に置きます。


3は最も速いけれど一番遠くからスタートします。

手番が来たら、スタートラインにコマを出します



1、2、3どれを選んでもOK



次の手番以降では、スタートラインに出ているコマを移動させることができます。


コマに書かれている数字分動かせます。

このとき

1.移動力は使い切らなければならない
2.他のコマの居るマスを通過することはできない
3.バック不可

という制約があります

同一ライン上に、複数のコマがある場合は移動力がアップします。


そのライン上に置かれているコマの数字の合計が移動力になります。

これなら9マス動かせます。




他のコマが居るマスを通過することはできませんが、ピッタリの場合は



ヒットと言って、そのコマをスタート地点に戻すことができます


この場合だと、赤の2は黄色の2にヒットされてスタート地点に戻されてしまいます

ただし、同一ライン上に複数のコマがある場合はヒットできません






ちなみに、スタートライン上のコマは1つだけであってもヒットできません。

ゴールするときは移動力を余らせてもOKで、手持ちの3つのコマをいち早くゴールさせたプレイヤーの勝ち





プレイ記

4人プレイ



まー、とりあえず2を出しときますか。



3も出す。


「けがわさん、3出してくださいよw」





ヒットされないように、ちょっとずつずらしながら・・





けがわさんの1が進んだので、俺も進めとく。






後ろからなんか来てるので、2を間に入れてヒットされないようにブロックしてみる。






ブロックした方のコマが当てられてしまった・・



1の方も危ないな


けがわさんの黄色と同じラインに乗ってひとまず安全を確保と思ったら、、


けがわさん、それ動かしちゃうの〜・・?








けがわさん「あれ(3と2)が動かせないな・・」



横に動いてくれたので、道が出来て1個ゴール!



そろそろ2も動かさないと



後ろからヒットチャンスを狙う









やばいな、しもさんが3個目ゴールしてしまう。。



しかしけがわさんがヒット!



こうなると、かなりこちらに有利な状況になってきました。





2個ずつ、セットで安全に進めていく。



けがわさん「これもう、たっくんの勝ちですね」







評価・・・

かなり古いゲームで、日本でリメイクするにあたって著作権の確認に苦労されたとのことですが
これはなかなか、それだけのエネルギーを費やす価値がある作品ですね。

もちろん、そう思われたからこそリメイクを決断されたのだとは思いますが。

ボードと、1人3つずつのコマだけという極めてシンプルなコンポーネントで
しかもサイコロすら無い、運要素ナシのレースゲームというのがまた逆に新鮮味を感じられました。

傑作、とまではいかないかもしれないけれど、今の新作とかにはほとんど見られない、非常に素朴で小粒だけれど
たしかな面白さがあるように思います。

運要素、非公開情報一切ナシで、プレイヤーの思惑だけでジレンマや深みを演出できているところに凄みを感じますね。

そういうところは、暗黒の大広間とかと少し重なるところがあるかも。

追い越すことができないので、1のコマでもうまく進路妨害できればトップでゴールすることも可能な反面
ヒットを許してしまうとあっという間に立場が逆転してしまうというのが面白い。

レースゲームというと、けっこう盛り上がり系の作品が多いかなと思うんだけれど、コイツは地味ですね。。

そのへんは好みの問題になってくると思うのだけれど、とりあえず個人的には面白いと思いました。


バリエーションルールで、追い越し可とするとゲームがスピードアップするみたいです。
地味な感じのゲームなので、そのくらいの華やかさがあってもいいかも。

あと、ボードはしっかりした作りで良く出来てると思うのだけれど、コマの質はもうちょい上げてもらえると嬉しいかな。。
円盤状じゃなくて、もう少し高さを出して持ちやすくして欲しい。

2014/07/07




■追記

4人で追い越しルール無しだと渋滞するらしいと聞いていたのだけれども、少なくとも今回はスムーズに進行しました。
まあまあ悪くない感じ。

サイコロを使わない多人数のバックギャモンというと、そんな感じかなとも思うしルール読んでると似てるところがいくつかあるのも事実。
でもプレイ感に関して重なるところはほとんど無いかな。

サイコロ等を使わないし非公開情報も無いので、運要素ゼロって言われれば確かにその通りなんだけど対戦相手が2〜3人居るっていうだけで一定の運に似た感じの揺らぎがある。
まあ、そういう部分ではキングメーカー問題というか「その手は無いだろ」的な声が出てきそうなゲームでもあるけれど。

なまじ運要素が無いだけに。



レースゲームなので、基本的には先に行った方がもちろん良いんだけど、ヒットされる危険が増すというのと
同じライン上に複数のコマが集まるのを待ってから一気に行った方が良いかとか良くできた面白いジレンマがある。
ただし地味で渋い感じで、そんなに分かりやすい面白さとも思えないのでまず万人受けはしないと思う。

なんかいろいろ難しい。

独特の面白さがある反面、実はそんなに繰り返し遊びたいとも思えないし、でもいざやってみると結構熱中してしまうし。

そういうのも含めて、このゲームの味って思えばいいのかな。

2016/04/17




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