たっくんのボードゲーム日記

No.166
アベカエサル
Ave Caesar

プレイ人数:3 - 6
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要




ボード全景、シンプルなレースゲームである。




スタート地点(ゴールでもある)付近。中央でレースを見物しているのが皇帝カエサル。



レースはコースを3周するのだが、レース中に1回
カエサル様の前に止まって敬礼しなければならない。

これを怠ると不敬罪ということで死刑(失格)になってしまう^^;


こんな感じで、カエサルの眼前のレーンに入って「アベカエサル!」と叫んで



自分のコインを弾いて、皇帝の前に置く。



さて、肝心のレースの方であるが



1~6までの数字が書かれたカードセットをもらって

シャッフルして山札にしたあと


3枚引いて、手札にする。



要は、手番でこのカードを1枚プレイして
数字分だけマスを進めるという至ってシンプルなものだ。


ということで3をプレイすれば、3マス進める




チャリオット(コマ)は真横や後ろには進めない。




コースは幅が狭くなっているところもあって、他のチャリオットが入っているマスには
入れないし通り越すこともできない。



またカードの数字は使いきらなければならないため、
カードをプレイできないという状況も生まれ得る。

そういうときは手番をパスするしかない。


あと、先頭のプレイヤーは6をプレイできないという制約もあってゲームを面白くする。





Riedesser, Wolfgang
プレイ記



kunさん、ももさんと3人プレイ 俺は青。



※ホントは3人プレイのときはコマ2つずつ使うといいらしい


さーて、初手番。



4を出す。



ももさんは5。俺の前に立ちふさがる。。



しかし、kunさんが最後方から6で一気にまくる



早くも大渋滞。う・うごけん・・・

挙句、大外をまわらされる青の俺のチャリオット




一応、追いつけるんだけどやっぱり前が詰まってて出られん!



ももさん「アベ・カエサル!!」



うーむ、、俺とkunさんは1周目でのアベカエサルは諦める。

しかし、2周目もkunさんのチャリオットがジャマで入れないーー



※2周目でカエサルの前に入れなかった場合は手番をパスできるらしい


手元に残ってしまったチップ。。



kunさん「たくさん、死刑ですね(笑」


レースの方は、ももさんが1着でゴール。




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

ルールを少し勘違いしてたみたいなので、とりあえずの評価にしておきたい。
でもおおよその感じは分かった。

箱やボードの大きさに反して、すごく単純でシンプルなゲーム。
キュージェットなんかでリメイクされてるけど、個人的にはこのアベカエサルの方が
断然雰囲気が良くて好きだ。
皇帝への敬礼を忘れたら死刑とか、そういうバカっぽい設定が妙にマッチしてて
ノリで楽しむパーティゲームなんかとして非常にいいんじゃなかろーか。

一見カードの引き運によるところが大きそうに見えるのだが、カードの構成内容は
全員同じだし、「先頭の場合は6をプレイできない」というルールがあるので
あまりそういうところで差はつきにくくなっている。

カードの数字とボードのマスの数がほぼ同じくらいになってて、あまり大回りばかり
しているとカードが足りなくなってしまう。そのへんも地味だけど良く考えられてると思う。

なんつーか、非常に軽いノリで楽しめるゲームだと思う。
もう何回かやってみて再評価してみたい。


JohnnyBet



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