たっくんのボードゲーム日記

No.343
クク21
Cucco21

プレイ人数:5 - 12
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単だけど、特殊効果のあるカードがちらほら・・
日本語化 日本語版です


ククはヨーロッパ生まれのとても古いカードゲームです。

500年前のフランスで生まれたというのが定説になっているようです(ルールブックより)

本作品はカードに特殊効果のテキストが書かれている等、より遊びやすくリメイクされたものです。
(グランペール版とは若干ルールが異なっているみたい)

とりあえず箱


このゲーム、面白そうではあったのだけれど
完全に多人数向けなのでウチではなかなか出番がないかなーと思っていたのだが・・


個人的にはそれよりも、中沢しのぶさんのイラストがとても魅力的だったので購入してみた。














カードには1~21の数字が書かれていて、それぞれ2枚ずつあって全42枚という構成。


ゲームの内容としては、カードを1枚ずつ配って


それぞれ1回ずつ、カードを交換した後

全員一斉にオープン!




一番小さい数字を持っていたプレイヤーがアウトになるというもの



アウトになる、というのは

ラウンド1 1点を場に支払う
ラウンド2 2点を場に支払う
ラウンド3 3点を場に支払う
ラウンド4~ ゲームから一旦脱落する
ラウンド1の最初にゲームの参加料として全員1点ずつ支払います。 ラウンド4以降はアウトになると「脱落」なので、だんだん人数が少なくなっていきます。 そして、最後まで残っていた1人が場の得点チップを総取りします。 チップが総取りされたらまたラウンド1に戻って(脱落した人も復帰する)という感じ。 得点チップはスタート時は1人15点ずつ持ちます チップを支払えないプレイヤーが出たら、とりあえずそのプレイヤーはその時点で脱落。 そして、次に場の得点チップが総取りされたらゲーム終了になります。 もちろん、もっとも得点の多いプレイヤーの勝ち。 さて、カードが配られたら各自内容を確認した後 スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーから順に 右隣のプレイヤーとカードを交換することができます(しなくてもいい) 交換を要求された方は基本的に拒否できません そんな感じで各自1回ずつカード交換(あるいは交換なし)をしていきます 最後にスタートプレイヤーがカード交換するのだが、このときだけは山札と交換します。 脱落したプレイヤーは、「生存カード」を裏向けて置きます。 カードの中には、特殊効果を持つものもあって たとえばこのカードは交換要求を拒否することが出来る 他にも、交換要求してきた相手を脱落させてしまうものとか 場合によっては得点チップがもらえるものなんかもある そんな感じのゲーム。

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

なんとなーくだけど、このゲームの何が面白いと言われているのかは分かったような気がする。

「あの、たらい回しにされてるカードはいったい何なのか?」

ということなんじゃないのかなと。

自然と笑いを誘ってくれますねw


で、そういう感覚を楽しむためには、かなりプレイ人数が必要かな。
最低でも6人くらい。

ただねー、かなり運によるところが大きいし
選択肢も狭いので、んーーー・・というのは少なからずありそう。

このゲーム、ラウンド制にしない方がいいかな。
チップとかの存在もちょっと微妙なものを感じる。

というのも、収束性がちょっと悪そう。
かなりチップが減らされても、生き残りに成功すればたちまち復活するので
なかなか終了条件を満たせないこともありそうかなと思った。

そんなに深い戦略性があるわけでもなさそうだし、だったら例えばいっそ
1回こっきりの勝負の方がすっきりしてて良かったんじゃないかと。

何回戦やるかは、プレイヤー任せで。


で、そうなると交換は1回で終わりなんじゃなくて、何周かする方が面白そうな気もする。

なんかまだ良く分かってないような感じもするな。。
でも多人数の盛り上がりカードゲーなら、あんまりテキストとか特殊効果とかは
そぐわないようにも思えるんだけど、どうなんでしょ?

2013/01/28


JohnnyBet



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