No.541
ゾン噛ま PARTY!! 〜ゾンビにかまれて〜
Zomkama Party
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プレイ人数:3 - 6人
プレイ時間:約5分
プレイ時間:約5分
ルール難易度 簡単!
日本語化 日本語版です。言語依存がちょっとある。
カードゲームです。プレイヤー全員、ゾンビに噛まれてウィルスに感染してしまったのでワクチンを必要としてます。 でも・・ワクチンは1人分足りません・・・という感じの設定。 ワクチンの元になる7種類の「細胞カード」。同じ細胞を3枚集めるとワクチンが完成します。 色々書いてありますが、全部フレーバーです。でもこれがゲームを楽しむ上では結構重要w ちょっとだけ特殊なカードもありますが、よーするにリバース(逆転の発想)とスキップ(睡眠薬)とジョーカー(万能細胞)です。 全てのカードを良くシャッフルして3枚ずつ配ります。 自分の番が来たら、山から1枚引いて1枚捨てます。 同じカードが3枚揃ったら・・ワクチン完成! 手札を伏せることができる。 ちなみに伏せるのは、手番じゃなくてもいつでもできます。 万能細胞はジョーカーなので、こんな感じの手札でも伏せることができる。 自分以外の誰かが手札を伏せたら 手札が揃ってなくても伏せることができます。 このとき、伏せるのが一番遅かったプレイヤーが負けですw 一番最初に伏せたプレイヤーだけは、カードをオープンにして3枚揃っていることを示します。 最初に伏せたプレイヤーがもし3枚揃ってなかったら、お手つきでそのプレイヤーの負けになります。 そして拡張セット。多人数で遊べるように各カードを追加できます。 そして、新しい効果を持つ特殊カード4種類も入ってます。。 このカードが誰かの捨て札の山の一番上に出ている間は3枚揃っていたとしても伏せたらお手つき。 ※このカードを混ぜて遊ぶ場合は各自、別々の捨て札置き場(自分の前)にカードを捨てていきます。 誰かが捨てたカードを拾えるカード 複数枚いっぺんに交換できるカード 誰かとカード交換するカード しかし・・あまりカード交換に気を取られていると、、その間に誰かがそっと手札を伏せてしまうかもしれません。。。
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
正直、遊ぶ人を選ぶとは思うけどすごい楽しいw いかさまゴキブリが楽しめる人にはオススメできるんじゃないかと思う。 誰がいつ手札を伏せるか分からないので、気を抜けない。そういう意味ではちょっと疲れるゲーム。 でもいかさまゴキブリほどハチャメチャじゃないので、いかさまゴキブリが苦手でも十分楽しめる余地はある。 手札を伏せるのが遅れるどころか、そもそも伏せられたことに気づかないようなこともあってそういうときは自然と笑いを誘ってくれる。 配牌ですでに3枚揃ってることもあって、そういうときは本当に瞬間的に決着する。 で、そういう状況が起こり得るっていうのもまた面白いというか楽しい。 まあ、黙って遊ぶ感じのゲームではないですねー。でも、いつ伏せられるか分からないから結構みんな無口になっちゃうこともあるんだけど、それはそれで面白かったり。 拡張セットの中に入ってる新しい特殊効果カードの中で一番面白いのは黄色いゾンビカード。 これが出てる間は、カードを伏せられることがないので一気に弛緩した空気が流れる。 「フーーーーっ」って感じで。 でも、、ゾンビカードの効果が終了するとき(ゾンビカードの上に新しい捨て札が置かれるとき)は一気に緊張が走る。 で、捨て札がゾンビカードの上に置かれた瞬間、誰かがピクっってなって、でも何も起きなくて・・と思ったら半テンポ遅れで伏せる人が居たりとかw はたまた、誰かがピクってなったのにびっくりして揃ってないので伏せちゃったり(お手つき)とか。 3枚揃ってもすぐに伏せる必要はないので1周くらい様子見してたら・・先に誰かが伏せてしまって、揃ってたのに負けとかそういうのもあるw 情報交換は、3枚揃って居そうな雰囲気のプレイヤーに対する攻撃カードとしても使えますね、そういうのもちょっと面白い。 捨て札を拾えるリサイクルは強力なので、これ使われると一気に警戒モード。 撹乱するために敢えて万能細胞捨ててみたりとか。 ま、、そんな感じでいかにしてみんなの気が一瞬逸れるようなタイミングで伏せるかを考えるゲーム・かな。 すごく単純なシステムなんだけど、これが非常に楽しい。最近の定番ゲームになってます。 2017/06/20 ■追記 後から知ったのですが、、かなり前に発売されたHABAの「そっとおやすみ」も同じ系統のシステムを持っているのですね。 最近リメイクされて、すごろくやさんから再販されています。 一番反応の遅れた人が負けというシステムは、トランプの「ウスノロ」に似てるけれど、あれは誰かがアクションを起こせば、少なくとも「気がつかない」っていうシチュエーションは発生しない。 「手札をそっと伏せる」というのは、誰もそのことに「気がつかない」可能性すらあって、そのことがより楽しさや笑いを引き立てている気がします。 2017/06/21JohnnyBet ツイート