たっくんのボードゲーム日記

No.535
Xニムト
X nimmt!

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
不要


ルールの基本的なところはニムトと同じ。でもニムトとは違うところも多いです。

まず、対応プレイ人数が2〜4人でちょっと少人数向きになってます。
ニムトでは4列作って、各列で6枚目を置いてしまったプレイヤーがそのカード列を引き取りましたが、本作では3列でカード列ごとに置ける枚数の上限が違います。


一番上の列は3枚目を置いてしまったら引き取らなければなりません。
以下、4枚でアウト、5枚でアウトという感じ。

ちなみに、カード構成は1〜100までの100枚です。

手札は8枚。ちょっと少なめに感じますが・・



今回も55は牛(失点)が多いです。



手札から1枚選んで伏せて出して一斉にオープン。
小さい数字のカードから順番に、各列の右端に足していきます。


カード列の右端のカードより大きい、かつ最も数字が近いところに置きます。
この辺はニムトと全く同じ。


選んで、伏せて出してオープン。




だんだん、場にカードが溜まっていきます。


一番上の列は3枚目を出してしまったら引き取らなければならないので、この状態でもう満タン状態。
4、5の列は1枚ずつまだ置ける余裕があります。

この手札なら、、んー13あたりですかね?



オープン!



これで、5枚目が置かれました。


ニムトの場合は出したカードだけその列に残して、元々置かれていたカードは失点として引き取りますが・・

本作では引き取ったカードのうち1枚だけ自分の前に置いて、残りは手札の中に加えます

ということでニムトと違って、ゲームが進んでいくと各自の手札枚数に差が出てきます。

誰かの手札が無くなったらゲーム終了で、その時手札に持っているカードに描かれている牛マークの合計が失点になります。

自分の前に置いた1枚は失点になりません。

それなら、牛マークの数が多いカードを置けばいいのか?と思ってしまうかもしれませんが・・


2回目以降で引き取った場合も、同様に引き取ったカードの中から1枚除いて残りは手札に加えます。
その1枚は前回引き取った時に置いたカードの隣に置いていきます。


なのですが、ここに置くカードは必ず昇順になっていなければなりません。
例えば、1、16と置いていたら、次に置くのは17以上のカードである必要があります。

もし、昇順に置けない場合はキツイ罰点が待っています。 ※後述(プレイ記にて)

こんな状況で37を出してみましたが・・



4の列を引き取ることになり、引き取ったカードの中から20を選んで自分の前に置きます。


もう19以下は置けません。














残り1枚。2枚以上引き取らなければ勝ちです。



無事、手札が無くなりました。他のプレイヤーは手札のカードの牛の合計数が失点です。






Kramer, Wolfgang
Staupe, Reinhard
プレイ記

イズナさんと対戦。


うーん、70台と80台のカードが多めかな。

手札のバランスを整える意味で、ここはこれでいってみる。



次は、牛マークの多いやつを場に出しとこうかと20を選択。



こんな状況。


イズナさんがすでに置いているカード(33)にちょっと注目。

うーむ、このゲームは引き取っても即失点じゃないので敢えて引き取る選択肢もあるんだけれど、でもここはできれば引き取りたくないな。
大きめの数字を出して、後から置けることに期待してみる。



せーの、



オープン! あ、それは・・4の列を引き取ることになりますね。


9、12、20なので、すでに置かれている33より大きいカードがありません。

この場合は、それまで置いていたカードを全てひっくり返しておきます。
それらのカードは牛の数×2を失点に加えなければならなりません。


引き取ったカードの中から1枚選んで、1枚目として置きます。

あの33は牛5個なので、失点10が確定。


1枚も引き取ることなく残り4枚。









しかし、ちょっと苦しくなってきた。



真ん中の列を引き取り。



ここを引き取らずに乗り切れれば・・





残りは3が1枚。


これを出して、99を1枚引き取って場に出して手札が無くなりました。




評価・・・

ニムトは大人数で盛り上がるゲームだと思うのだけれど、本作は理詰めの要素がけっこう強いので同じシリーズのゲームなんだけれどプレイ感は大分違う。

敢えて引き取ることで、手札のバランスを整えるというのもアリだと思う。
しかし、昇順に並べられなくなってしまうと大失点なので引き取ったカード列の数字が大きくなってしまうと苦しくなる。
しかも引き取ると、当然ながら手札の一部が他のプレイヤーにバレてしまう。
何を持ってるかがバレても、そこまで致命傷ではないけど、でも一部でも相手が何を持っているか分かれば作戦の参考には十分なり得る。

これ、多分バリアントルールを含めても本家ニムトには無い戦略性の高さがありそう。

こういうのかなり好きなんだけど、うーん、まあ好きですね^^;

ただ、ちょっとままならないというか地味かな。。
色々考えることは多いんだけど、考えが当たってうまくいったみたいな感じがあまりしないというか。
相手の手札の一部が分かってる状況でも、分からない部分がちょっとでもあれば結局何が出てくるか読みにくいからかもしれない。

こういう手札ランダムで一斉オープン形式のゲームはやっぱり大人数で盛り上がるタイプの方が合ってるのかも。

2人でやるならアール・ライバルズみたいに、お互いの手札構成が最初から分かってる方が良いのかなぁ。

少なくとも、相手の考えを読むことに面白さのベースを置くならその方が良いと思う。

これを引き取って、そうすると手札がこうなって・・よしそれならいける!みたいに考えて、「あ、面白いな」と感じたときどうしてもブラックボックスな部分が邪魔に思えてしまうことがある。

2人でやるのが良いかなって最初は思ったのだけど、もしかしたら3、4人の方が良いのかも(未プレイ)。

3人〜のゲームって、それ自体がもう不確定要素なのでゲームシステムが持つ不確定要素がそれを良い感じでぼやかしてくれることもある。
それで2人プレイの時はダメかなと思っていたものが3、4人だと好印象だったりとか。

そんな感じで、ちょっともやっとしたところもあったんだけど、基本的には2人でも十分面白いと思う。
今までのニムトとは全く違うゲームであることだけは間違いないと思いますけどね。

2017/03/19


JohnnyBet



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