たっくんのボードゲーム日記

No.568
ツインイット!
Twin It!

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約10

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


色々な絵が描かれたカードを大体同じくらいの枚数になるようにプレイ人数分の山を作ります。


ちなみにカードに裏表は無く、カードの両面に違う絵が描かれています。

カードを1枚、山の上から取って



全員同時にめくってテーブルの上に置きます。


それで、 同じ絵のカードが2枚あったら、その2枚を指します

無さそうなら、また全員山札から1枚取って一斉にめくります。
めくられたカードだけでは無くて、カード山の一番上のカードを指差してもOKです。



どんどんめくっていきます。ときどき、紛らわしいカードもあったりします。



同じ絵を見つけたら・・



素早く指を置きます。早い者勝ちです。



取ったら2枚重ねて自分のカード山の近くに置きます。
でも取ったらそれで安心というわけでは無く、取ったカードを指すこともできます。
というのも3枚目の同じ絵が出てくる場合があって、他のプレイヤーに取ったカードを横取りされてしまうことがあります。



複数組の同じ絵が出てくることもあります。






カード山の上のカードが取られたら、下から新しい絵が出てくるので連鎖的に同じ絵が揃うこともあります。



最初に5個取ったプレイヤーの勝ちです。






Nathalie Saunier
Rémi Saunier
Thomas Vuarchex

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

完成度のレベル感が メモアール! と似てる、と思った。
基本は「たくさんのカードの中から同じ絵を見つける」という、ゲームとしてはごくごくありふれた内容ながら
両面に絵が描かれているということと、カード山や取ったカードも探す対象に含まれているというのが地味だけど良くできてる。

というのも、カードをめくればカード山の一番上も当然変わるので、2人プレイの場合でも最低4枚の新しい絵が同時に出てくる。
これが例えば5人なら10枚ということになり、かなりカオスになる。

結構な枚数が場に出ても結構揃わない、と思いきや2、3組のカードが同時に揃うことも珍しくないので気が抜けない。
特に、山札の一番上のカードが取られると、その瞬間、新しいカードが増えるのでこれによって連鎖的に同じ絵が揃うことがあるので
他のプレイヤーに取られた後も緊張感が続く というのがちょっと新しい感じ。

さらに、取ったカードが奪われることもあるのでさらに気が抜けない。

この途切れない感じの緊張感がちょっと面白い。


もう1つ、やってて思ったのは「さっきまであったカードが消えてる」というのが面白い。
というのも山札の一番上のカードは、めくられれば当然裏返されるので^^;

「あれ?その絵、さっきまであったんだけどなぁ」ってなる。
ちらかし放題 と似たような感覚がある。

確かに良くできてるし面白いのでAにしようかなと思ったんだけど、でも、やっぱりもうちょっと何かこう、少し物足りないような気もするかな・・
そういうのも メモアール! と似てるかも。

プレイ人数はあまり選ばないと思う、2人でも悪く無いし、5人、6人も問題なく楽しめます。


2018/09/22


JohnnyBet



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