たっくんのボードゲーム日記

No.516
ツーモルトロイヤル
Tumult Royale

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約60

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
不要


駒をボード上に配置していって、手持ちの駒を最初に全部置き切ったプレイヤーの勝ちです。


街や森には駒1つですが、街や城には2つ、3つ置くことができます。

自分の駒をボード上に配置するためには資材が必要です。


草原に置くならパンと石材が1つずつ、街に置くならカナヅチと石材が2つずつ必要です。

ということで、パン、石材、カナヅチのタイル。


これらのタイルをたくさん獲得できればたくさんの駒をボード上に置けます。


タイルは裏返してテーブルの真ん中に置かれます。で、砂時計がひっくり返されたら各自自由にタイルを取っていきます。


砂時計が落ちきるまで、手番とか関係なく取れます。


自由にいくらでも取れるのですが、砂時計をひっくり返す前にルーレットを回して「民衆の要求」を決定しておきます。


上記の場合だと民衆の要求は「5」

これが何を意味するのかというと、砂時計が落ちきった時に
パン、石材、カナヅチ、それぞれについて5以上ずつテーブル上に残っていないと、暴動が起きます。

例えば、民衆の要求が5のときにパンがテーブル上に合計で4しか残ってなかったとすると、

最も多くのパンを取っていたプレイヤーは、取ったパンタイルを1枚だけ残してそれ以外のパンタイルは没収されてしまいます

もちろん、もし5以上残っていたら誰も没収されません

石材やカナヅチについても同じように処理します。


つまり、がめつく取りすぎると没収されてしまう。。。




獲得したタイルを払ってボード上に駒を置いていきます。


基本的にボード上に置かれている自分の駒が置かれているマスと隣接するマスにしか置けないので、その辺も考慮してタイルを取る必要があります。





Teuber, Klaus
Teuber, Benjamin

評価・・・

トイバー親子による作品ということで、それだけでちょっとした話題になっていましたが
実際遊んでみるとなかなか面白く、オリジナリティもあって良さげですね。
強いて言うともうちょい洗練できそうかなぁ、というのはあるけど。

砂時計とかタイマーを使って、手番とか関係なくゲームが進行するというのはそれほど目新しいシステムじゃない。
ただ、こういうタイプのゲームってリアルタイムで進行する部分についてあまり良いインタラクションが無いなって感じることが多かった。
インタラクションが薄いからダメってわけじゃ無いけど、こういう面白さって割と珍しいかなって思った。

砂時計以外のベースとなるシステムはポルターファスに近い感じ。
あのゲーム、ルールのアイデアはすごくいいなって思ってたんだけど、遊んでみると不確定要素が多すぎて良く分からない印象だった。
アイデアそのものは面白いものが多分にありそうなだけに、すごくもったい無い気がしてて、もしかしたらこのゲームはそのモヤモヤに対する1つの答えなのかもと思う。

手番制だと不確定要素が多すぎるなら、リアルタイムで進行させてもジレンマのような面白さは残るんじゃ無いか?と。

で、実際うまく機能してる。

多く取りたいけど、取りすぎると逆にほとんど手元に残らない。
そのさじ加減はリアルタイムに進行する中で、ある程度は他のプレイヤーの動向に目を向けなければならない。

それ以外の要素は、どのタイルの獲得を重要視するのかをプレイヤーごとに多少違いを出す目的で存在していると言っても言い過ぎではないかなと。

まあ、いくらか陣取りっぽいところがあって、これも1つの独立した面白さと見ても良いのかもしれないけど
でもこの部分だけで何か独特の良さがあるかというと微妙かな・・

そう考えていくと、ちょっと余計な枝葉が多すぎるようにも思えて、最初に書いたようにもうちょっとスマートなゲームにできるんじゃないかというのはある。

しかし、根幹のシステムがしっかり面白いので、これはこれでいいのかな?
民衆の支持でトップ取り続ける(王様になる)と、それだけで1個(後半は2個)建てられるのがちょっと強すぎるようにも思えるけど・・

2016/07/19




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