No.569
チケットトゥライド ニューヨーク
Ticket to Ride New York
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プレイ人数:2 - 4人
プレイ時間:約20分
プレイ時間:約20分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 目的地の場所が外国語だけど、、なんとかなるかな。
1960年代ニューヨークが舞台の チケットトゥライド です。 1と書いてある場所(観光名所)に繋げると、1つにつき追加で1点もらえます。 コマは電車ではなくタクシーです。各プレイヤー15個ずつ持ちます。 点数は付属の得点用紙に書きます。 タクシーカード(6色×6枚+レインボー×8枚)と目的地カード。 目的地カードの最大は8点。 最初に目的地カードを2枚ずつ配ります、両方手元に残しておくか1枚だけ捨てるか選びます。 ※捨てたカードは目的地カードの山の下に戻します。 タクシーカードも2枚ずつ配ります。 あとはほぼ チケットトゥライド と同じです。 手番が来たら、次の3つの中から1つ選びます。 1. タクシーカードを手札から出して2つの場所をつなぐ ボードに描かれたルートに対応する枚数、色のタクシーカードを捨て札にして、自分のタクシーコマを置きます。 タクシーコマ1個のルートは1点、2個なら2点、3個なら4点、4個なら7点です。 グレーのルートは、どの色のタクシーカードでも使えます。※すべて同じ色のタクシーカードである必要があります。 2人プレイの場合、二重になっているルートの片方にタクシーコマが置かれた場合は、もう片方のルートにはもう置くことができません。 2. タクシーカードを引く 場には常に5枚のタクシーカードをオープンにして、カードを取ったらすぐ山札から補充します。 2枚引くことができますが、レインボーのタクシーを引いた場合は1枚しか引けません。 場にレインボーのタクシーが3枚になったら場のカードを全て捨て札にして新しく5枚オープンにします。 3. 目的地カードを引く 目的地カードの山から2枚引いて、最初と同じように1枚だけ捨てるか持っておくか選ぶことができます。 誰かの残りのタクシーコマが2個以下になったら、全員あと1手番でゲーム終了。 目的地カードに描かれた場所を繋げられていれば、カードに書かれている点数をもらえます。 逆に繋げられていない目的地カードを持っている場合は、カードに書かれている点数がマイナスされます。 最長路線ボーナスは無しです。 最初に書いたように、1と書いてある場所に繋がっていると1つにつき追加で1点もらえます。
Alan R. Moon |
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プレイ記
ミッチーと2人プレイ。 最初の目的地カード2枚、うーん。 目的地が被ってないのでどっちか1枚捨てる感じだけど。 あとあと、追加の目的地カード引くかもしれないことを考えると真ん中付近が目的地になってる方を残した方が都合が良さそう。 手番はミッチーから。 「タクシーカード引きまーす」 こちらは、とりあえずここ押さえときますか。 「引きまーす」 まだ引くの?確かにチケライはカード溜め込むのが強いって言われることあるけど、これは短期決戦だし2手番目くらいからは置いた方が良いんじゃないかと思うんだけどなー。 さっき出したので、ここはカード引く。 タイムズスクエアにつなぐためのピンク1枚と青を2枚にする。 ということで次手番で早速。 ようやくタクシーを置きだしたミッチー。 場のタクシーカードがイマイチだったので、ここで追加の目的地カードを引く。 両方とも高得点な上に最初に残した目的地カードともルートが被ってる! が、この2枚、ルートは似てるけど目的地は微妙に同じ場所じゃない。 しばし、考える。 まあ、なんとなくどうにかなるだろう、と両方残す。 その次の手番。 ブルックリンにつなぐには3枚同じカードが要るので、確保できるときに場から引いておく。 ミッチーがタクシーを伸ばして来た。 ちょっとここでまた悩む。 手札の黒タクシー1枚を有効活用するためには、あのグレー2マスに置きたい。 でも、カードを溜め込んでるミッチーに次置かれちゃうかもしれんなぁ。。 しょうがない、ここは青2枚出して先に置く。 「じゃ、黒2枚でこっちに置く」 赤3枚でこれでブルックリンへの道が開けた。 とりあえず黒1個 ミッチー「緑3枚」 あれ、もう残り5個? 「ピンク3個ー」 え、やばい、とりあえずブルックリンには繋いでおかないと。 繋げられてない目的地の場所があと3個もある。頼む、カード引いてくれ・・ あ、タクシー置くのね・・ 終了・・・ ミッチー「あと1手番ずつ」 多分負けだけど、せめて一番点数の高い目的地カードだけでも達成しておこう。 ミッチーの圧勝。
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
2人プレイで15分くらいかな、でも十分チケライ遊んだっていう満足感がある。 面白い! 目立った追加ルールがほぼ無いので、 チケットトゥライド シリーズのどれかを遊んだことがあればすぐ遊べる。 でも単純に、短時間で遊べるチケライですよ、ってだけじゃなさそう。 例えば、タクシーカードが各色6枚ずつしか無いので、カードカウンティングを多少意識すると有利になるかも。 山からカード引いた時にレインボータクシーが出てくる期待値を考えるとか、特定の色のカードがたくさん出てしまうと当然その色は山から出て来にくくなくなるわけで。 あと、最長ルートが4マスっていうのが良い感じがする。 それも1箇所だけ。中央付近はほとんど1、2マスルートなので同じ手札でも「どこに置こうか?」っていう選択肢が増えてるように思う。 今までのチケライって、5マス以上のルートは列車カード取る段階でもう大体そこに置く人が決まりがちというか、列車コマを置くときに悩ましさが少なかった。 列車カードを取るときはどうしたら良いかじっくり考えるんだけど。 カード取るときもプレイするときも両方悩ましいっていうのはやっぱり面白い。 1時間〜バージョンのチケライでも短距離ルートだけで構成されたマップがあっても良いのかもしれない。 コマを置くときだけ悩ましいところまでシンプルにしたのが トランスアメリカ とかになるのかなぁ。 両方悩ましいゲームの代表格が 王と枢機卿 とかかな。 1マス路線なんかはカード1枚で置けるので「邪魔されるかも」という感覚も強くて、カードをプレイするタイミングも重要になると思う。 せっかく揃ってる4枚を崩して1マス路線を先に押さえておくかどうかとか。 チケットトゥライド拡張 スイス とか チケットトゥライド拡張 インド も比較的短距離ルートが多めのマップだったけど、そういう面白さがあった。 あの面白味をさらに強調した感じ。 ルールの骨格はほとんど弄ってないんだけど、数値を変えたら違う種類の面白さが出てきたのかな、と。 これ、もう少しブラッシュアップできそうな余地がありそうな気がしたので、とりあえずBにしておく。 2018/10/14JohnnyBet ツイート