------------------------------------------------------------------
チケットトゥライド アジア

訳者:たっくん

※この和訳をコピーするなどして営利目的で使用しないで下さい
※個人利用のみとして下さい
※間違い等がありましたらご連絡いただければ幸いです
※本ルールブックはメーカー非公式の私訳です。問い合わせ等はご遠慮下さい(公開にあたりメーカーから許諾は得ています)
------------------------------------------------------------------



伝説のアジア

このルールブックはチケットトゥライドの基本ルールを既に知っている前提で 新しく変わったルールに特化して解説します。 -------------------- このゲームは拡張セットです。 従って、以前のバージョンに含まれている次のコンポーネントを必要とします。 ・1チームにつき45個の列車コマと、同じ色のスコアマーカーを  チケットトゥライドもしくは、チケットトゥライド ヨーロッパから取り出します ・同様に、110枚の列車カードを取り出します(USA1910から取り出しても良いです) この拡張セットには、カードホルダーと追加の列車コマが含まれています。 (1チームにつき9個の追加の列車コマと、2個の木製カードホルダーを使います) -------------------- 目的地カード この拡張セットには36枚の目的地カードが含まれています。 30枚の短距離チケットと6枚の長距離チケットです。 ゲームの最初に長距離チケット1枚と短距離チケット3枚ずつ配ります。 このうち最低2枚は手元に残さなければなりません。 配られなかった・捨てられた長距離チケットは全て見ずに箱の中に戻します。 ゲーム中、新しい目的地カードを引くことを選択したプレイヤーは 山札から3枚引いて、最低1枚以上残します。 捨てることにした目的地カードは、これまでのチケットトゥライドと同様に 目的地カードの山札の下に戻します。 フェリー フェリーは海上を結ぶ特別な路線です。 ルートのマスの少なくとも1つ以上に機関車のマークが描かれています。 フェリー路線を達成するためには、ルートに描かれた機関車と同じ枚数の 機関車カードをプレイしなければなりません。 残りのマスに関しては通常通り、指定された色があればその色の列車カードをプレイします。 複線 「伝説のアジア」マップは2~5人でプレイできるようにデザインされています。 4~5人プレイの場合は、複線ルートは両方使うことができますが 1人のプレイヤーが置けるのはどちらか片方のルートだけです。 一部のルートはグレーのルートと色つきのルートで構成された複線がありますが 色つきのルートと一致する色の列車カードをプレイしたとしても グレーのルートにコマを置くことができます。 山岳路線 山岳路線は列車コマを消耗させます。 山岳路線は少なくとも1つ以上のXマークのシンボルが描かれた路線です。 山岳路線では通常の路線と同じように、指定された色の列車カードをプレイする必要があります。 そして、通常通り列車コマを置き、得点をつけます。 さらに、ルート上のXマークの数だけ、手元から列車コマを捨てなくてはなりません。 捨てられた列車コマはボード右下のエリアに置きます。 こうして捨てられた列車コマは、1つにつき2点を獲得します。 もしプレイヤーが捨てるための十分な数の列車コマを持っていない場合は そのルートを達成することができません。 いくつかの複線は、色つきの山岳路線と平行して通常のグレー路線が描かれています。 グレーのルートは山岳路線ではないので、列車コマを捨てる必要はありません。 ゲームの終了とボーナス得点 最も多くの都市を1つの連続したネットワークで接続したプレイヤーは10点のボーナスを獲得します。 ネットワークには分岐が含まれていてもかまいません、ループしていても良いですが 1つの都市は1度しかカウントされません。 最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利します。 もし2人以上のプレイヤーがトップタイの場合は、もっとも多くの目的地カードを達成したプレイヤーが勝利します。 それでもタイの場合は、最も多くの山岳路線を達成したプレイヤーが勝利します。 チームアジア
このルールブックはチケットトゥライドの基本ルールを既に知っている前提で 新しく変わったルールに特化して解説します。 -------------------- このゲームは拡張セットです。 従って、以前のバージョンに含まれている次のコンポーネントを必要とします。 ・1チームにつき45個の列車コマと、同じ色のスコアマーカーを  チケットトゥライドもしくは、チケットトゥライド ヨーロッパから取り出します ・同様に、110枚の列車カードを取り出します(USA1910から取り出しても良いです) この拡張セットには、カードホルダーと追加の列車コマが含まれています。 (1チームにつき9個の追加の列車コマと、2個の木製カードホルダーを使います) -------------------- ■チームプレイ このアジアマップは4人もしくは6人向けに特化してデザインされています。 ゲームを始める前にプレイヤーは2人1組のチームを作ります。 同じチームのプレイヤーは隣同士に座り、常に連続的に手番を行います。 チーム内で、列車コマを2セット(27個×2)に分けて持ちます。 同じチームのプレイヤーは得点マーカーを共有します。 しかし、列車コマはそれぞれで別個に管理しなければなりません。 同じチームのチームメイトは2つの共有カードホルダーを使用します。 (1つは、共有の列車カード用で、もう1つは共有の目的地カード用に使用します) これらは、プレイ中手の届きやすいところに置いておきます。 チームメイト同士は軽い話をすることができます。 しかし、ゲームに関する情報をやりとりしてはいけません。 ■列車カード これまでのバージョンのチケットトゥライドと同様に、各プレイヤーは ゲームの最初に4枚ずつ列車カードを受け取ります。 このカードはプレイヤーごとに管理して、共通の列車カード用カードホルダーは空にしておきます。 ゲーム中、列車カードを引くことにしたプレイヤーは、引いたカードのうち 1枚は自分の手札に加え、もう1枚は共有のカードホルダーに入れなければなりません。 1枚目のカードを引いたとき、そのカードを自分の手札にするか、カードホルダーに入れるか 決めなければなりません。 2枚目のカードは、1枚目のとき選択しなかった方(手札orカードホルダー)に加えなければなりません。 もし、場にオープンになっている機関車カードを引いた場合は必ずカードホルダーに入れます。 列車コマを置くときは、手札およびカードホルダー両方のカードを自由な組み合わせで使うことができます。 ■目的地カード この拡張セットには60枚の目的地カードが含まれています。 ゲームの初めに各プレイヤーは目的地カードを5枚ずつ受け取ります。 このとき、カードの内容はチームメイトも含めて他のプレイヤーには秘密にします。 少なくとも3枚のカードを手元に残さなければなりません。 1度だけ、各プレイヤーは手元の目的地カードを1枚選択し 同時に共有の目的地カード用カードホルダーに入れます。 つまり各チームは、共有の目的地カードを2枚ずつ持ちます。 そして、各プレイヤーの手元に残った目的地カードは秘密にしなければなりません。 ゲーム中、追加の目的地カードを引くことにした場合は、まず山札から4枚引きます。 それで、最低1枚は残さなければなりません。 残したカードのうち1枚を、共有の目的地カードカードホルダーに入れます。 手元に残したカードは同様にチームメイトにも秘密にしなければなりません。 選択されなかったカードは、通常のチケットトゥライドと同じように、山札の下に入れます。 ■共有目的地カードの追加 プレイヤーは、手元の目的地カード2枚をチームメイトと情報を共有するために カードホルダーに入れることが出来ます。 しかしその場合、そのターンでプレイヤーは他に何もすることができません。 ■複線 4人プレイの場合のみ、2重の複線のルートは単線扱いになります。 例外:"Hong Kong"から"Canton"ルートのみ、4人プレイのときも複線が使えます。 このアジアマップにはいくつかの3重複線があります。 4人プレイの場合は、3本のルートトラックのうち2本を 他のチームをブロックするために埋めることができます。 どのルートをブロックするか、チームメイト同士で決めることが出来ます。 ■トンネル アジアマップにおいてもトンネルに関してはヨーロッパ版と基本的に同じです。 唯一の違いは、列車カードの山札からオープンにする枚数が4~6枚で、異なることです。 トンネルは黒い模様が描かれた特別なルートです。 トンネルルートの作るとき、通常の路線と同様にマス数分の列車カードが必要です。 そして、列車カードの山札の上から4~6枚のカードをオープンにします。 (その路線上に書かれた数字と同じ枚数だけめくります) 路線を作るのに使ったカードと同じ色のカードが現れたら(機関車カードも含みます) 追加で同じ色のカード(もしくは機関車カード)を手札か、共有のカードホルダーからプレイする必要があります。 もし必要な枚数のカードが無い場合は、プレイしたカードを全て手元に戻して手番終了します。 山札からめくった列車カードは捨て札にします。 トンネルについて補足: 機関車はワイルドカードです。山札から機関車カードがめくられた場合は どんな場合でも、追加の列車カード(または機関車カード)をプレイする必要があります。 もし、機関車カードだけでトンネルルートを作ろうとした場合は 山札から機関車カードが現れた場合のみ、追加の機関車カードをプレイする必要があります。 これは色のついた列車カードで追加のカードをプレイすることを心配しなくて良いことになります。 しかし機関車カードが現れた場合は、手札から機関車カードをプレイすることでのみ ルートを達成することができます。 レアケースで、山札や捨て札にめくるだけの十分なカードが無い場合 足りない分のカードに関してはリスク無しでトンネルルートを達成することができます。 ■ゲームの終了 チーム内での列車コマの合計が4つ以下になったら、その手番中のプレイヤーも含めて あと1回ずつ手番を行ってゲームは終了します。 最長路線を作ったチームは、アジアンエクスプレスのボーナス10ポイントを獲得します。 最多目的地カードを達成したチームは、世界観光旅行家のボーナス10ポイントを獲得します。 もし2チーム以上、同点タイの場合は両チーム10ポイントずつ獲得します。 もっとも得点を獲得したチームの勝利です。 もし同点の場合は、もっとも多くの目的地カードを達成したチームの勝利です。 それでも同点の場合は、最長路線を達成したチームが勝利します。

たっくんのボードゲーム日記