No.22
ローゼンケーニッヒ
Rosenkönig
|
|
プレイ人数:2人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要
2人用の小箱ゲームで、内容は陣取り系かな。 赤のランカスター家と白のヨーク家に分かれて領土を争う。 ゲーム全景 格子状のマス目の中心に王冠のコマ。 でお互いに5枚ずつのカードを持つようになっている。 カードの上部には1~3のギリシャ数字と、方向を表す剣が描かれている。 手札はオープンで、カードに描かれている王冠の向きとボード上部の王冠の向きを合わせておく。 交互にカードを出して、王冠コマをカードに書かれた数字のコマ数分、剣の方向に動かす。 で、移動した先に自分の色を上にして丸いコマを置く。 コマは裏表に赤の紋章と白の紋章が描かれている。オセロのコマみたいな感じ。 (このゲームのコンポーネントでオセロできる・・よなぁとか思ってみたり) つながった個数を2乗した点数の合計が得点になるのでなるべく多くつなげた方が良い。 斜めはつながっているとみなさない。 上の写真の例だと、白は3個と4個連続でつながっているので この時点では3×3+4×4=25点となる 2乗というのが、最初は少々めんどくさく感じてしまうのだが お互い同数になっているコマを除いていって、残った分だけ計算すればそれほどややこしくもない。 でも、やっぱり計算に不慣れな人は電卓がいるかもしれんが・・ 手番ではカードを出して(プレイして)王冠コマを動かすか カードを補充するかのどちらかを選ぶ。(ただし手札は5枚が上限) カードをプレイしたときは、カードの補充は行わない。 ちなみに移動先に相手の色のコマが置かれている場合は、ひっくり返して自分の色にできる。 ただしこれは回数制限があって4回まで。移動先が自分の色のコマの場合は移動できない。 当然ボードの外に出てしまうような動かし方もできないので 動かせない(動かせるカードがない)場合はカードを引くかパスするしかない。 赤白のオセロコマがなくなったらゲーム終了。 得点の合計が多い方が勝ち。
Dirk, Henn |
---|
プレイ記
相棒と対戦。。 序盤、バラバラとした立ち上がり。 俺が赤で、相棒が白。 なるべくコマを纏めるようにしよう、右に3つ。。 王冠を動かして、コマを自分の赤を上に向けて置く。 さらに状況は進んで、、右上に2つ動かそうかなー と思ったところで、相棒のカードを見ると こんなん持ってる んー、それはあんまり良くないな。右上に2つ動かすと その後、下に2つ動かされて白、くっつけられてしまう。 地道に端の方でコツコツつなげることにする。 そうこうするうちに、そろそろ相手のコマをひっくり返し始める。 1回ひっくり返すごとに騎士カード1枚使う。 騎士カードは4枚ずつもっているので、それぞれ4回までひっくり返せる。 そして、勝負を決めた感のある1手! 相棒の白を、最後の騎士カードでひっくり返す。 この時点でお互い騎士カードは4枚使い切っている。 最終形、つなぎにつないだ。なんと25個!! 相棒「たっくんの勝ちだよ」 俺「そうだねぇ^^;とりあえず得点計算してみよう。相棒はけっこうばらけてるな」 俺「1+4+4+16+・・・、 相棒は115点ね」 俺「俺はえーと、25×25=625点だねー(笑)」 相棒「それに、1×2点足して627」 我が家のローゼンケーニッヒ史上最高得点を叩き出して勝ちました^^
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
トントントンとけっこうリズミカルにゲームが進むので非常にテンポがいい。 ルールも簡単。ちょっと説明すればすぐに始められる。 手札がオープンなので、相手が行きたいであろうところはかなり予測できるので 自分のコマがつながるように動かすのと同時に できれば相手のはバラバラになるように動かしたいところ。 一番いいのは、相手を手詰まりにさせて強制的にパスさせ続けられれば勝ちが近づく感じ。 「あそこに行ければ大量につながるんだけどなぁ」とか思っててもなかなか行けないもどかしさ。 「相手はたぶん次、あのカードを使うと思うから、そしたらこっちはこのカードで・・」 とか考える楽しさ。非常に良い感じで楽しい。 テンポの良さもあって、ゲーム感としては非常に軽いので、2回、3回とやりたくなる。 実際かかる時間も短いし。1ゲーム20~30分くらいかな。 ただやっぱり、充足感というかテンポが良すぎて淡白な感じもするので 人によっては物足りなさを感じるかもしれない。 あとカードの枚数、ちょっと少なすぎない?。もうちょっと多めの方がいいと思う。 すぐにカード山がなくなって、シャッフル回数が若干多いのがめんどいので。 カードの大きさも、できればもう一回り大きめのが好みかな~。 遊び初めの頃、コマから赤とか白の塗料が若干ポロポロ落ちてきたのも微妙に気になる・・・JohnnyBet ツイート