たっくんのボードゲーム日記

No.385
ロンド
Rondo

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


大きなボードの割にお手軽なゲームです。


これといったテーマ性は無いのだけれど、なんとなくケルトを彷彿とさせるような高級感があります。




そしてこのチップがまた凝ってて良く出来てます。






で、どうするのかというと手元のチップをスタート地点から隣接するように置いていきます


チップの色とマスの色が同じになるように置きます。

それでマスに書かれている数字がそのまま点数になります。
なので、この場合なら2点。

1回の手番で出せるだけのチップを置くことが出来ます。


スタート地点か、すでにボード上にチップが置かれているマスに隣接するように置いていきます。

これでもう1点追加です。



チップを置くとき、一度に複数枚のチップを置くこともできます。


ただし、マスの色と置くチップの色がすべて同じでなければなりません。

もらえる点数は、置いたチップの枚数×マスに書かれている数字



この場合なら、3×2=6点

もう1つ制限事項があって



1回の手番内で置くチップは連続するように置かなければなりません。


分岐しちゃダメということ

チップを置くときは空いているマスで、すでにチップが置かれているマスに隣接するようにしなければならないので
このマスにはまだチップを置けません。


まずは黄色1のマスにチップを置かなければならないのだが・・


手元に黄色が無いときは・・



任意のチップを裏返して置くこともできます


ただし、この置き方をした場合は点数はもらえません

でも、その先のマスにチップを置けるようになります




手番の最後に袋からチップを1枚補充してて手番終了


ちなみに、チップをまったく置かないという選択肢もあって
その場合は2枚補充することが出来ます。

※ただし手元に持てるチップの枚数は5枚まで


こんな感じで置かれていきます




すべての灰色のマスにチップが置かれるか
チップが補充できなくなったらゲーム終了


※全員の手番数が同じになるまで続けます


ちなみに裏面もあって、ルールは全く同じなんだけれど点数が高めに設定されています。






Knizia, Reiner
プレイ記

イズナさんと対戦



このゲーム、最初にとりあえずタイル4枚までは大体溜めるよね



こう来たので



こちらは、こう置く



あの辺がいいかなー


とか思ってたら


先に置かれた



仕方が無いので、逆側に伸ばす






次の手番、、ここはゲットに成功!







緑×2、黄×2か



やっぱあのへんか



イズナさん「紫4枚で」


げ、マジ・・?


どうすっぺ・・

あのあたりがいいか



こうだっ!






追いついたけど、追いつけない(泣






やべー、さらに引き離された



終了、結構差がついてしまった。


負け



裏面の方が、得点が大きめで派手なプレイになりそうで
その方が面白いかなと思ったのと、なによりくやしかったので再戦



序盤からバカスカ、点が入る入る


ちょっと気持ちいいw




今度はなんとか勝てました




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

頭脳絶好調と似たようなタイプかな。
少なくとも、これら2作よりは本作の方が好みかな、、面白いかなと思った。

とりあえずコンポーネントが凝ってますね、これ。
ヘックメックのタイルと同じような質感のチップで、デザインもセンスがいい。
厚みが無いので、ヘックメックのタイルほどの重厚さは無いけど。

タイル(チップ)の引き運が強めな印象だったのは、頭脳絶好調と同じ感じ。

どれもそんなにやりこんだわけじゃないので、分かってないところもあるかもしれないけれど
頭脳絶好調よりも、ジレンマや読み合いを楽しめる感じがあった。

大量にチップを放出した直後は大体2枚引く選択をするだろうなというのは容易に想像できるし
そういうのを見越した作戦が立てやすくて、そこそこ見通しのいい感じがあった。

置きたいのはヤマヤマだけど、今置いちゃうと、その先の高得点のマスを取られちゃいそうだなとか
そんな面白味も感じ取りやすく分かりやすい。

プレイ人数に関しては、2人専用と言い切ってもいいんじゃないかな?
3人〜だと、読みやジレンマの濃度が薄くなっちゃうと思う。

そもそもそんなに強烈なレベルのジレンマとかでは無さそうなので、これ以上希釈しちゃうと味がしなくなっちゃいそう。

大箱で保管スペースを圧迫するんだけど、こういうアナログゲームは初めての2人にもかなり安心して勧められる1作。
比較的短時間で遊べるし、ルールも簡単で非常に遊びやすい。

つーか、花火ならこっちを大賞に選んでおいた方が良かったんじゃないのかなぁ。
少なくともノミネートくらいはさせた方が良かったんじゃないかと。
ボードのデザインも美しくて魅力的だし。なんとなく、ケルトのボードを彷彿とさせる感じ。
※残念ながらケルトほどの完成度には達していないと思うけどね。

でも、良作と言うには十分過ぎるものを持ってる。
もうしばらく、ちょいちょい遊んでみようと思います。

2013/09/23




■追記

悪くは無いし、テンポのいいゲームなんだけど・・・
4〜5回やったら、なんか飽きが来てしまった。

もうちょっと先の見通しが立ちやすいといいんだけど、なんせタイル5枚しか持てないので対応が場当たり的になってしまう。
もっとやり込めば、深いところにある何かが見えてくるのかなぁ?
綺麗なコンポーネントだし、遊びやすいのは良いんだけど、うーん。

2013/12/18


JohnnyBet



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