たっくんのボードゲーム日記

No.325
パレード
Parade

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


カードゲームです

スートは6種類で、0~10までの数字が書かれています。



得点の付け方がポイズンとちょっと似ていて
基本的に引き取ったカードがマイナス点になるのだが


・カードの枚数ではなく、カードに書かれている数字の合計がマイナス点になる。
・ただし、スートごとに全プレイヤーの中で一番多く枚数を引き取ったカードに関しては
 書かれている数字に関係なく1枚-1点になる。



これらのカードを場に一列にして並べておいて、手番ではこのカード列のお尻に
手札から1枚追加します。



で、プレイしたカードと場のカードを比べて

・プレイしたカードと同じ色のカード
・プレイしたカードより数字が小さいカード

これらに該当するカードをすべて引き取らなくてはならない


例えばプレイしたカードが白の5なら
白いカードか、5以下の場に出ているカードがその対象になる。




ただし、パレードの列のお尻から数えてプレイしたカードの数字と同じ枚数分は対象外にできる。




つまり、数字の大きいカードなら対象になるカードも多くなるけれど
スキップできる枚数も多くなる、といったところ。


手札は5枚



手番では

・手札から1枚場に出す
・引き取らなければならないカードがあれば引き取る
・山札から手札に1枚補充する


山札が無くなったらゲーム終了で、マイナス点が最も少ないプレイヤーの勝ち





Naoki, Homma

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

うーん、キレが悪い。

ポイズンをプレイした後だから余計にそう感じたのかもしれないけれど
ちょっとやぼったいプレイ感。

ポイズンなんかと最も大きく違うのは、手札を最初に配り切ってしまうのか
プレイの途中で引いてくるのかという点。

当然、ポイズンの方が深い戦略性がある。
手札を毎手番で補充する形式だと、手番単位の最善手を探るしかなくて
そういう性質をうまく面白みに生かせれば良かったと思うんだけど
残念ながらこの作品からあまりピンと来るものは感じられなかった。

列が長くなってくると、枚数数えるのも微妙に面倒だし
同じ色があるか?プレイしたカードより低い数字はあるか?
チェック項目もけっこうたくさんあって、なかなか大変。

テーブルスペースも圧迫するし。。

ポイズンの13を超えてないことを確認できればOKというのと比較すると、その差は歴然。



でもカード質とイラストはすごく良くできてる。

すごい味わい深いタッチの絵で、これ並べて額に入れて飾っても良さそう。

ただやっぱり、ゲームとしてはちょっと合わなかったかも。。。

2012/11/27


JohnnyBet



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