たっくんのボードゲーム日記

No.231
イースター島
Die Osterinsel

プレイ人数:3 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




モアイのレースゲームです。




モアイはプラスチック製なのだが、やたらでかくて目立つ。



モアイの頭には穴が開いていていて、


こういう石を入れます。



ちなみに、本物の石。本物の石なんて、あのゲーム以来だww。

レースに勝利するためには
トップでゴールしなければならないことはもちろんなのだが
同時に、モアイの中に入れられた石の数が2位のモアイより多くなければならない。


さて、モアイをどうやって進めるか&石を入れるかであるが


プレイ人数+1枚のこういうカードをオープンにします。



これをスタートプレイヤーから順に1枚ずつ取っていき
残った1枚をスタートプレイヤーが獲得します。

つまり、スタートプレイヤーはカードを2枚もらえる。

自分の手番では
1.カードに描かれているのと同じ数だけストックから石をもらう
2.自分の手元の石を好きなモアイに入れて、モアイを進める(カードに描かれた石の数と同じ歩数)

この2択


なので、カード選択の際は基本的に描かれている石の個数が多いカードから
取られていくことになる。


石を入れて・・



モアイを進める



石を入れるのは、自分以外の誰のモアイに入れてもいい。
そして動かすのもどのモアイを動かしてもいいのだが

その手番で石を入れたモアイは動かせない

これが重要なルール


ちなみに、石を入れるにしても動かすにしても複数のモアイに振り分けていい。

そして、モアイを持ち上げて重さを確かめる(入っている石の個数のアタリをつける)のは
モアイを動かすときだけ。それ以外はモアイを持ち上げてはいけない。


モアイはボードの端まで行ったら、Uターンします。




スタート地点がゴールです。




ゴールしたら、2位のモアイと石の数を比べます。



もしゴールしたモアイの方が少なかったら、2位のモアイの勝利になります。





Colovini, Leo
Randolph, Alex

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

まあ真面目に考えると、早くゴールさせたいけど石を入れてしまうと動かせない。
でも石の量でも勝たなければならないというジレンマを狙ってはいるんだろうけどさー^^;

あまりにコンポーネントのインパクトが強すぎて、ゲームに集中できないww

まあ、コンポーネントを拝むためのゲームと言っても過言ではないかもしれない(笑

純粋なシステムとしての完成度というか、面白味を探ってみても
これと言って挙げられるものはちょっと見当たらない。

やらせたいことは分かるんだけど、それがうまく機能していないというか。。

石を配ったりするためだけにいちいちカードを引くのも煩わしいし

こんな単純なゲームであれば、なにか1つコアなものを決めて
石のカウンティングなら、それだけに集中したい気がする。

意外とけっこういろいろ手順が面倒に感じる。

それが集中できない1つの要因になってるように思う。

ただ、モアイを手に持って重さを確かめられるというのは唯一、良いアイデアのように
思えるので、ここから発展させて洗練されたシステムに育てたらよかったのになー

とかちょっと思う。


まあ少なくとも、何回も繰り返し遊びたいとは正直思えなかった。

残念ながら・・


JohnnyBet



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