たっくんのボードゲーム日記

No.408
古代ローマの新しいゲーム - 近衛兵
die Prätorianer

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約10

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


各色1〜10までのカードを使います。



そしてボード、得点盤です。


手番順によって初期位置が違います。
初手番のプレイヤーは0点からスタート、それ以降は3点ずつ加えた状態から始まります。


カードは伏せた状態で適当に混ぜてテーブル上に散らしておきます。


手番では、好きなカードをめくってカードの数字と同じ得点がもらえます。

99点に最初に到達したプレイヤーの勝ちです。

1回の手番でめくれるのは1枚というわけではなく、1枚ずつ好きなだけめくれるのだが
まあ、カードをめくるにはリスクがあるわけで

とりあえず、カードは色に応じてグループを構成します。


赤と紫、青と緑が同じグループ、そして黄色は中立です。

同じグループのカードが出て来てる間はめくり続けることができます。



青と緑は同じグループ



なので、これもセーフ


この時点でめくるのをやめれば、6+7+8=21点もらえます。


中立のカードもセーフ



しかし、違うグループの色のカードをめくってしまったらバーストで0点です。



ただし、、それまでにめくったカードと同じ数字のカードがあれば
即座にそのカードの点数がもらえて、さらにそのめくったカードは捨て札にします。


つまり、この場合もセーフ

しかも、このときもらった点数はそのあとバーストしても無効になりません。


そのあとめくり続けた結果、こんな感じになってくれば・・



一気に高得点ゲット、となります。







評価・・・

※評価の基準についてはこちら

非常に面白いバースト系のゲームですね。

こういうバーストタイプのゲームって、大抵の場合は続ける程ハイリスクハイリターンになっていく場合がほとんどだと思うのだけれど
この作品の場合、どんどんローリスクハイリターンになっていく。言わずもがな、これってかなり強烈な魅力です。

それでいてちゃんとゲームとして全然破綻してないというか、むしろバランスが取れているというのは凄いことだと思う。

通常、いくらリターンが大きくてもハイリスクとなれば適当なところでやめる人が多いと思うのだけれど
逆にリスクが減るとなれば引きたくなるんですよね。さらに、引いたカードが黄色のカードだけならまったくのノーリスクでもう1枚めくることができる。

バースト系ゲームは勝負に出てこそ面白い。それを自然な形でバランスを保ちつつ演出しているのだから凄い。

すでに引かれているカードのカウンティング要素もあるし、これ決してカードの引き運だけじゃないですね。

良く出来てるな、これ。。BかAかかなり悩んだのだけれど、これはAでいいかな。

2014/05/29


JohnnyBet



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