たっくんのボードゲーム日記

No.412
ムッカパッツァ
Mucca Pazza

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


10匹の動物たちの、頭、胴、足が描かれたタイルです。



ボード、3つのレーンがあります。



ということで、こんな風に並べます。



これを見ればもう大体分かると思うのだけれど、手番では両端のタイルを取って



反対側から押し込みます。


基本的に、1手番で3回までアクション(タイルを取ってプッシュ)をすることができます。

1回とか2回で止めてもOK

動物の絵を揃えることが出来たら勝利点がもらえます。



勝利点タイル。1つの動物につき3枚ずつあります。



このオバケタイルは、4歳向けの簡易ルールのみで使用します。



これらの勝利点タイルは良くシャッフルして、10枚ボード上のレーンの外に置きます。



動物の絵を揃えることができたら、ボード上に置かれている対応する勝利点タイルを全部獲得できます。


複数の動物を同時に揃えることができれば、もちろん両方の動物についてもらえます。

で、再びボード上の勝利点タイルを10枚に補充して手番終了。


伏せられているタイルが全部ボード上にオープンになったら、あと1回ずつ手番をやってゲーム終了です。

***

ゲームの最初に、1人3個ずつ星コマを持ちます。


これを1個払うと、追加でもう1アクションすることができます。


ゲーム終了時、獲得したタイルの枚数が同じ場合は残している星コマの数が多いプレイヤーの勝ちです。





Rossbach, Iris

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

去年の子供大賞ノミネート作だからなのか、新品がなんか安売りされてたので買ってみた。

で、届いたので相棒と息子を交えて早速3人で遊んでみた。

ルールブックには4歳〜向けと6歳〜向けが載ってるのだけれど、今回は6歳向けルールで問題無さそうだったのでこちらを選択。
ちなみに4歳向けルールではボードを半分だけ使うみたいですね。

それで感想なんだけど、これなかなか良いですね。面白いです。

なにが良いかって、かなり低年齢向けの作品でありながら大人も十分楽しめますよコレ。

目の前の動物を揃えることだけじゃなくて、その後のタイルの配置状態のことも考えないと次手番のプレイヤーへのナイスアシストになってしまいます。

勝利点タイルが複数枚出ている動物は、当然揃える価値が高くなるのでいいメリハリが効いてます。
(逆にボード上に出ていない動物を揃えてもなにももらえない)

複数の動物を同時に揃えたり、たくさんのタイルを一度に獲得する爽快感もあるし、小粒ながら質の良い要素がけっこう揃ってます。
それでいて4歳児にも遊べるようにできてるところが非常にいいですね。

まさに親子で楽しめます。

欲を言えばもうちょっとあと一押し欲しいところではあるけれど、そうなってたら大賞に選ばれてないとかな?
現状のクオリティでも十分値するかな?と思えなくもないけど。

2014/06/14


JohnnyBet



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