たっくんのボードゲーム日記

No.356
いかさまゴキブリ
Mogel Motte

プレイ人数:3 - 5
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


カードゲームです。1~5までの数字が書かれています。


これらのカードを配って、手番では1枚ずつカードをプレイしていきます。

一番早く手札を全て出し切ったプレイヤーの勝ちなのだが

前代未聞のとんでもないルールがあります。。

それは

他のプレイヤーにバレなければ、こっそり手札を隠したり捨てたりしてOK

^^;

とりあえず、手番が来たらUNOみたいにカードを1枚場に出します。

出し方のルールは、場に出てるカードの隣の数字を出す

3が出てるなら、2か4。
1が出てるなら、2か5といった具合(※1と5は隣同士とみなします)



ただし、蛾のカードは通常の手番でプレイすることができない


つまり、コイツらはイカサマで処理する必要があります。。

しかも最後まで持っていると1枚につきマイナス10点


そんなイカサマをさせないように監視するのが、この警備ムシ(カメムシ)


このカードは手札には加えず、自分の前にオープンにして置いておきます。

警備担当のプレイヤーは他のプレイヤーのイカサマを現行犯逮捕します。


イカサマを見つけられたプレイヤーは、警備プレイヤーからカードを1枚プレゼントされた上で
警備ムシカードを受けとって、警備役を交代します。

警備役のプレイヤーはもちろんイカサマ不可。

ただし、通常の手番で前述の蛾のカードをプレイすることが出来ます。



特殊効果付きのカードもあります。


これらのカードがプレイされたら・・・
このカードをすばやく叩く(一番遅かった人が他のプレイヤーから1枚ずつカードをもらう)
ゴキブリ このカードと同じ数字のカードをすばやく出す(出せるのは1人だけで早い者勝ち)
クモ このカードをプレイしたプレイヤーは任意の誰かにカードを1枚プレゼントできる
アリ このカードをプレイしたプレイヤー以外のプレイヤーは全員1枚ずつカードを山札から引く
ただし、蛾のカードだけは受渡しすることができない つまり蛾は警備ムシになるか、イカサマでしか捨てられないんですね。
Brand, Emely
Brand, Lukas

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

なんちゅうゲームだ^^;

でも面白い!自分がいまやってることがバレてるのかどうかというのはドキドキしますね。

でいつの間にか、他のプレイヤーの手札が激減しているとやられた!という感じがする。

はっきり言ってとんでもないシステムではあるけれど、ゲームとしてはまったく破綻してない。

蚊の存在が良く効いていて、イカサマにばかり気を取られていると蚊が出てきたとき素早く反応できない。

蚊でカードを取らされるのは(特に人数が多いと枚数も多いので)けっこう痛いというのと
それ以外のプレイヤーにとっては、ここがイカサマをする絶好のタイミングであるという点。

ワーッと盛り上がりやすいポイントなので、そのドサクサに紛れて・・というのは誰もが考える。

逆に言うと、警備ムシのプレイヤーは一番注意して目を光らせておかなければならない時間になる。


あとは蚊のカードほどではないけれど、手番プレイヤー以外全員1枚山札から引くやつ。
あれも要注意な時間。ここもけっこう「仕事」をしやすい。


人間不信に陥ったりしなければいいんだけど^^;


確かにぶっ飛んだゲームではあるけれど、やってみるとこれがけっこう細かく考えられてる感じがした。

難点としては、カードが曲がってしまったりなくしてしまったりし易そうなところかな?
ゲームが終わったら、カードの枚数を数えた方が良さそう。

Good!

2013/03/09


JohnnyBet



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