たっくんのボードゲーム日記

No.452
魔女の踊り
Hexentanz

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約50

ルール難易度 ルールは簡単
日本語化 不要


ボード全景 サイコロを振って自分のコマをゴールに向かわせるスゴロクゲームです。



スタートマスとゴールマスはプレイヤー(色)ごとに違っていて、スタートマスは円の内部に描かれています。


ゴールマスは、円の外側に伸びている道。

円上を時計回りの方向に進めます。


コマはこれ、立たせている状態だとどのコマが誰のコマか分からないようになってます。


使うコマの数はプレイヤー人数によって違っていて
2人プレイ:4つずつ+中立のコマ4つ 3人プレイ:4つずつ 4人プレイ:3つずつ 5・6人プレイ:2つずつ

となっています。








手番が来たら、サイコロを1つ振ります。



スタートマスからコマを出して出た目の数だけ進めます。



緑のプレイヤーのゴールはここ。


この4マスのうちのどれかに移動してきたらゴールです。

自分の持ち駒を全部ゴールさせることができたら勝利です。


自分のコマを全て、スタートマスから円の中に移動させたらここからがゲーム本番。


これ以降は、どのコマでも動かすことができます。

そして、他のコマが居るマスに移動させたら


元々その場所にあったコマは7マス後退します。

そして、移動先にも別のコマが居たら


これ以降は、戻されてきたコマが連鎖的に後退します。


1周近く戻されてしまうようなこともザラです。



戻されたコマは一度、オープンに公開されたあと移動してきたマスに置かれます。



で、自分の色のコマだと確信できたら、円状のコースから分岐して対応する色のゴールマスに移動させてくることができます。


ただし、これは前述の後退で移動してきている場合はゴールには入れません。
ゴールマスには前進している(時計回りに進んでいる)ときだけ入ることができます。

ゴールマスに移動させたら、コマの中身を公開します。


間違って、他人のコマをゴールさせてしまった場合は、そのプレイヤーのゴールマスにそのコマを置きます。


手持ちのコマを最初に全部ゴールマスに移動させることができたプレイヤーの勝ちです。





Hollö, Björn

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

ちょっと収束性に難アリかも。6人プレイだったのだけれど、ちゃんと終わるかどうか心配になってしまった。
※実際には1時間以内くらいで決着した、勝てなかったのだけれど無事終わってなんだかホッとしてしまった・・

バックすることで確かにゴールに近づけるのだけれども、バックするとコマの中身が公開されてしまうため
同じ色のゴールが近かったりすると、あまりにも目立ってしまって自分の手番が来る前にゴールの前を通過させられてしまう。

これはもしかしたら、自分のコマは基本的に触っちゃいけないのかも、、
その辺を意識してれば、もっと楽にゴールできるのかなと終わってから思ったのだけれど

でもなぁ、そうだとしてももうちょっと自然と序盤戦〜中・終盤戦へと収束していくようにシステムでフォローして欲しい。

そういうのを満たす何かを入れた上で、これならいっそサイコロなんか使わずに1〜6の範囲で好きなマス数、好きなコマを移動できるようにしたら
正体隠匿的な要素が強くなって、もうちょっと面白くなったりするのかなとか思った。

3〜4人プレイくらいだとまたなんか違うのかな?

コマの数が多めでしかも頻繁に動きまくるので、正確に覚えるのはかなり大変。
そういう部分からくる考えどころはまあまあ悪くは無い気がしたので、もうちょいブラッシュアップしたら良いものに化けそうな感じもあるのだけれど。
あと、コマが戻されまくるのは確かに魔女が躍ってるように見えてテーマとマッチしてる感じがあったかな。

しかし・・うーん。。。

2015/01/27


JohnnyBet



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