たっくんのボードゲーム日記

No.297
ハムスターロール
Hamsterrolle

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


内側に様々な大きさの突起が付いた、でっかい黄色の輪っかです


各プレイヤーは7つのブロックセットを最初に受け取って
この輪っかの中に1つずつ置いていくバランスゲームです。


最初に黒いコーンを輪の一番下に置きます。




スタートプレイヤーは、手持ちの好きなブロックを1つ選んで
黒コーンが置かれた区画から2つ分離れた区画にブロックを置きます




それ以降の手番では、前のプレイヤーがブロックを置いた区画を含めて
コーンより遠い側の3区画のいずれかにブロックを置くことができる。



ただし、輪っかは必ず同じ方向に転がるようにしなければならない


こういう置き方はダメ


新しくブロックを置くときは、常にコーンより最も遠い位置に置かなければならない


これならOK




あと、同じ区画に同じ色のブロックは置いちゃダメ




もうこれ以上置けない!と思っていたところに手番が回ってきてしまったら


現在一番下になっている2区画の中からブロックを1つ取って


隣の区画に移動させることで手番をやり過ごすことができる




落としてしまったら、それは引き取らなければなりません



最初に手持ちのブロックを全部置き切ったプレイヤーの勝ち





Zeimet, Jacques
プレイ記

相棒と対戦




相棒「こんな感じかな?」




どんどん置いていく




まだまだ全然余裕




相棒「そーっと・・・」




俺の手番、ちょっと冒険してみる



カラン・・カラン・ガラガラガラ・・


崩してしまった(T_T




かなりやばくなってきたので、手元から出さずに下のほうで置きなおす相棒。




しかし落ちねーなコイツw



つーか、もうこの状態で落ちないってことは




そうだよな、もう落ちずに1周して回ってくるなこりゃ

相棒「その場合ルール的にどうなるの?」

俺「書いてないな・・まあそんな事態は想定してないんだと思う^^;」


やべ、またくずした




真上に来てもやはり落ちないやつらw



もはや勝負アリ


相棒が最後のオレンジのブロックを置ききって勝利




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

思ってた以上にドラムがでかくて迫力あるねぇ

デカ箱の割に入ってるコンポーネントの数量としては大したことないんだけど
これだけの大きさの綺麗な丸い輪っかを木で作るというのは、けっこう手間隙かかるんだろうな。

ちょっとでも形が歪んでるとゲームが台無しになってしまうし。。

正直、そこまで「これは!」と思わせてくれるような要素は無かったんだけれど
でも良く出来てると思う。

やっぱりこういうバランスゲームで大事なのは、ルールやシステムよりもコンポーネントの
形や重さなどの、それこそ"バランス"調整なんだなと思った。
もちろんシステムデザインにも大いに価値はあるけれど、でもどんなに良く出来たシステム
に仕上げてもコンポーネントの調整で失敗してしまうと、本当は傑作のはずなのに
出来上がったものは駄作になってしまう可能性が十分あるということ。

あと、大きさというのもこういうバランス・アクションゲームでは重要な要素。
ドラえもんみたいなコンパクトタイプにも、独特の味わいがあるんだけど
大きいコンポーネントでしか味わえない面白さ・楽しさというのもあると思う。

ピッチカーなんかでも同じことを考えたのだが。


そういう点で考えると、このハムスターは確実に良く出来た部類のゲーム。

ヴィラ・パレッティほどの派手さや戦略性は無いけれど、面白いと思う。

2012/07/08


JohnnyBet



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