たっくんのボードゲーム日記

No.538
グリュックス
Glüx

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約40

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
不要


ボード全景、15×15のマスが描かれていて、11箇所明るくなってるエリアがあります。



ボード上に自分のチップを置いていきます。
チップは両面仕様になっていて、サイコロみたいに6の裏は1、5の裏は2、4の裏は3となっています。



チップは袋からランダムで1枚引きます。



引いたチップの置き方ですが

ボード上に置かれている自分のチップから縦横方向にそのチップに書かれている目の数だけ離れたところに置きます。
6の目が描かれたチップからなら、6マスぴったり離れた場所に置きます。



チップは表裏、好きな面を上にして置くことができます。



次以降の手番では、以前に置いたチップを足がかりにして次のチップを配置できます。


足がかりにするチップはボード上に置かれている自分のチップならどれでも使えます。

ただし、自分のチップも含めて間に別のチップが置かれていると、飛び越して置くことはできません。

明るいエリアに置かれたチップの目の合計数でエリア(島)ごとに順位を決めます。


1位は4点、2位は2点です。
1位が複数の時は2位は点数をもらえません。

上の例なら、赤は4点、黄色は2点です。

飛んだ先に別のチップがある場合は重ねて上書きすることができます。
ただし、3枚以上重ねることはできません。 自分のチップの上に重ねることもできます。



各プレイヤーのスタート地点になるチップは2枚重ねられた状態からスタートします。(つまり、上書きできない)



ちなみにチップは手番の最初に引くのではなく、手番の最後に引きます。
つまり、次の手番が回ってくるまでの間、引いたチップを見てどこに置くか考えることができます。

全員の袋の中のタイルがなくなったらゲーム終了です。





Jakob Andrusch
プレイ記

3人プレイ。
うーん、どう置いたら良いんだろう・・・なんとなく陣取りゲームっぽいような気がしたので手広く構えようとボードの端から端まで1直線に飛んでみた。


これで、次に赤のはたさんの本拠地に乗り込める?と思っていたのだけれど

そんなに甘くは無い訳で、逆に侵入されると同時に本拠地へのルートをブロックされてしまった。



諦めて、下の方から真ん中に出るルートを探ってみる。


この位置なら上の方の7マスの島に入ることはできそう。


と、その前にこっちか



その後、3or4か



ここかな?



あ、そーか2枚まで重ねられるんだっけ、右上のアレは先に自分のを2枚重ねてガードしとけばよかった。
しかし、やられてしまったものは仕方ない。諦めて自分も黄色のフォルテさんのチップに重ねてみる。


いよいよ本格的に争いが始まった感じ。

さらに今のを足がかりにして



飛ぶ!



置いてみたものの、5はちょっと失敗だったかも・
ここを起点になかなか動けないので、戻って外側に出るべく2を置く



まだ誰も置いてない左上の島にチップを置きたいのはヤマヤマなんだけど、多分置いた瞬間置かれてしまう。



あ、そっちから攻めてきたか。



こちらはボード左下の方に展開してみる。



真ん中に進出!


こういうところに1を置けると小回りが効いて動きやすい。

左か右にすかさず重ねるのだけれど、左の黄色チップはその3つ下から援軍を送られる可能性があるので先に重ねておく。



中央の島はこれでトップ。


フォルテさんが置いてきた。


そこに置いてもらえると、赤が飛んでくることが無くなるので置ける!



フォルテさんは、真ん中上のはたさんの本拠地に進出。
しかも左上のも後ろから回られて6対6の同点にされてしまった。うーん・・・うまくやられてしまった感じ。

ならばと、真ん中から下に向かって置くのは6!


はたさんの進出もこれで防げる。


なんとか勝利!




評価・・・

一応タイルの引き運はあるけれど、感覚的には運要素のないアブストラクトゲームに近いと思う。
やってみると意外なほど行きたいところに行けない。他のプレイヤーに重ねられたりルートをブロックされたりしないように気をつけつつ、逆にうまくブロックできる置き方はできないか考えていかないとなかなかうまくいかない。

先々の見通しが比較的良いので、計画を練ったり、相手の出方を予想してそれに対する対抗策を色々考えられるのが面白い。
これ、かなり重要な要素で、これがやりにくいタイプのゲームだと他のプレイヤーの手番中、かなり暇になってしまう上に、手番が来てから何をやるか考え始めるので非常にゲームのテンポが悪くなってしまう。

そういう点で、このゲームは思考が手番ごとに閉じてなくて連続性がある。

もし相手がこう来たらこうしようとか、あそこに置きたいけどブロックされずに手番が来るかとか。
で、もしうまくいったら、こっちの方に展開して・・・とか。

まあ、そんな感じで割と細かいことを色々考え続けるのでそこそこ脳は疲労するかな。
面白かったので心地良い疲労感だったけど。この辺の感じ方はもちろん人によってかなり違うかな〜


最初に書いたように、見た目ほど自由に動けない。
遠くに行くには大きい目が必要だけど、小さい目は間に割り込まれにくく小回りが効く。
特に得点になるエリア周辺では小さい目が威力を発揮することが多そう。
けど、順位を決めるのは目の数なので当然大きい目も置きたい。

1回置いただけじゃ、上書きされる危険があるので自分のチップだけど2枚重ねてガードすることも有効。
けど、やりすぎると効率が悪くなってしまう。

などなど、大きい目、小さい目にそれぞれ有用な使い道があって非常に良くバランスが取られていると思う。

チップが両面仕様になっててどちらの目を置くか選べるのも悩ましい。


ただ、得点の入り方がちょっと地味かな・・
単純にエリアごとにトップ4点で2位が2点じゃなくて、1位は6点くらいが良いとかそういうのじゃなくて
ルール量を増やさずに、もうちょっと面白い得点の入り方がなんかありそうな気がする。

でも今のままでも十分面白いですね、完成度は高いと思います。

2017/04/25


JohnnyBet



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