たっくんのボードゲーム日記

No.191
フォーカス
Focus

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要





ゲーム全景、これは2人プレイ時の初期配置。



ボードもコマ(キャップ)もプラスチック製です。







自分の色のキャップを取って、カポッと相手の色のキャップにかぶせます。



こんな感じで全部自分の色にしたら勝ち。




2つ以上かぶせられたキャップをスタックと呼びます。




キャップおよび、スタックの移動ルールは

1.自分のキャップが一番上のスタックもしくはキャップのみ動かせる




移動は十字方向に、スタックの高さと同じだけ移動させることができる。

つまり3つ重ねられたスタックなら3マス移動できる。


移動先は自分のスタックでも相手のスタックでもどちらでもOK



ただし、スタックの高さは5つが上限で
6個以上になったら、スタックの下からキャップを取り除きます。


取り除いたキャップの内、自分のキャップは手元に戻しておいて
自分の手番で、ボード上のキャップやスタックを動かす代わりに
その戻したキャップをボード上の好きなスタックにかぶせることができる。



取り除いたキャップが相手の色の場合はゲームから取り除きます。


スタックを移動させるときは必ずしもスタック全部を移動させる必要は無く



こんな風に分割してもいい。


まあ、こんな感じで手番では
1.ボード上の自分の色のキャップorスタックを移動させる
2.手持ちのキャップをボードに置く

この2択。

3人以上でプレイするときは自分のスタックが無くなったプレイヤーから脱落します。





Sackson, Sid
プレイ記



エースくん(赤)と対戦。なので俺は緑。




かぽん、かぽんとテンポ良くかぶせていく




若干、緑の俺が優勢かな?




エースくん、6個のスタックを作って手駒獲得。




俺の手番




当然、こうするでしょ!



これでスタックの高さは10個になったので
エースくんの赤は4つも闇に葬り去られる。

そして、俺は手駒1個獲得


かなり有利になって参りました(笑




あとは、右下の赤のスタックを成敗すればほぼ勝ちだな。




でも、ここからが長かった。



一進一退の攻防が続く・・・


なんとか、この状態にもってきた。手番は俺。



手駒は、俺が5個でエースくんが4個。

ん、まてよ。。


この後は手駒のかぶせ合戦。



俺のが持ち駒が1つ多いので、その差で勝利!

所要時間20分



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

なんとなーく、マンハッタンに似たプレイ感。

かなり適当な序盤戦、そして中盤以降のかぶせ合いなんかがそっくり。
ま、こちらはアブストラクトゲームなのでそのへんで違いはあるが。

んー、、なんていうか軽量級のゲームの割にはキレが良くない。
そして緊張感も無い。だから軽く感じるんだろうけど。

序盤の適当さ加減と、終盤の収束性の悪さ。
特に2人プレイでお互いちょっと分かってくると、こうしたらこう来て
っていうのがかなり分かってしまう上に、でもどうしようも無かったりするのが良くない印象。

ただ、そうなる前に考えどころはありそうな感じなのでアブストラクトとして
そのへんは決して悪くない。

適当にカポンカポンかぶせてるだけで、楽しさがあると言えなくもないんだけど
アブストラクトゲームとしての密度の濃さみたいなものがあまり感じられないんだよね。

20分程度のゲームなのに、へんな間延びしたプレイ感を感じる。

軽いので疲れるタイプのゲームじゃないんだけど、うーん・・・

面白くなくは無いんだけど、これやるんだったらもっと他に面白いアブストラクトは
たくさんあるように思う。

あ、でもこれはアブストラクト嫌いの人にオススメできるアブストラクトかもしれないなぁ。

アブストラクトなのにアブストラクトっぽくないんだよね。

だから大賞取ったのかな。

アブストラクトが比較的好きな俺にはちょっとイマイチな感じ。


JohnnyBet



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