たっくんのボードゲーム日記

プレイ人数：2人

プレイ時間：約30分


ルール難易度
普通、特に難しい点は無い

日本語化
不要

デロンシュが作った２人専用のカルカソンヌというのがしっくりくる作品である。。

タイルは６角形で、地形は「水」「草原」「山」の３種類




コマは２種類あります。


家コマが４つと、丸いチップが２０個


フィヨルドでは３つのタイルをくっつけた状態からスタートします。




で、カルカソンヌと同じようにタイルを１枚引いては、絵が繋がるように
配置していくのだが、最低２辺が接するように置かなければならない。




なので、こういう置き方はできない。




これもＮＧ　草原を水で分断してはならない


※ちなみに山で分断するのはＯＫ


カルカソンヌと同じように、今置いたタイルの草原部分にのみ
家コマを置くことができます。


丸いコマの出番はもう少し後になるのだが


最終的に、より多く自分のコマを置けた方の勝ちになります



しかし、タイルの山が尽きるまでは丸いコマは置くことができない。


家コマを置くか置かないかは自由　この辺もカルカソンヌと同じ




もしどこにも配置できないタイルを引いてしまった場合は、オープンにして並べておきます



で、タイル山から配置可能なタイルが出るまで引きます。

次以降の手番では、もし配置できるのであればオープンになっているタイルを
取ってもいいし、山から引いてもいい。

山札が尽きたら、タイル配置はそこで終了。（オープンになっているタイルはもう使いません）



ゲームは丸いチップ配置をするフェーズに移行します。


このフェーズでは、最後にタイルを配置したプレイヤーが後手番になります。


順番に１つずつ、丸いチップを置いていくのだが

・草原にしか置けない
・１つのタイルに置けるチップは１つだけ
・既に置かれている自分の家かチップに繋がるように置かなければならない


そんなわけで、今度は陣取りゲームになります


例えば、右下の部分はもうこれで黒プレイヤーのコマが進入してくることはできず
白プレイヤーのものになります。


交互に１つずつコマを置いていって、これ以上置けなくなったら終了



置けたコマの数と同じ得点をもらいます。

これを３回やって、合計得点の多い方の勝ち






  
Delonge, Franz-Benno

kunさんと対戦




kunさんが黒で、俺が白


とりあえず置く




kunさん「まあとりあえず最初は置きますよね」


kunさん「こうかなー？」


kunさん「でも第２ステージのこともあるしな。。」


まだまだ様子見の序盤戦




よーし下に伸ばしてみるか




その後、それぞれ２個目の家を置く




よし、ここはさらに下に伸ばしておいてアドバンテージを作ろう





だいぶ有利になってまいりました＾＾




kunさん「ここしか置くとこ無いよな・・」


kunさん「じゃあ、家も置きます」






第１ステージ終了




さて次はコイツの出番




kunさんの１手目




当然それはブロックする


これで下４タイル分は確保


その後、俺は端っこを守るように展開する




大体、大勢は決したかな？




こんな感じで決着




勝利！



ホントは３ラウンドで勝負を決めるんだけど、この日は２ラウンドで終わり。

２連勝でした。

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囲碁とか、オイそれは俺の魚だぜ！あたりとちょっと似たような匂いを感じる。

感覚的には、アブストラクトにけっこう近い陣取りだと思う。

六角形のタイルは想像以上に複雑で、どこに置くかを考えるよりも
どこに置けるか？を探すことも多いので、嫌いな人、苦手な人は確実に居ると思う。

個人的には、そういうパズルは大好きであるので
相手の手番のとき、置けることを指摘したりするのもとても楽しかったりする。

相棒はこういうの苦手だろうな、たぶん。
正方形のタイルのカルカソンヌですら、置ける場所を探すのに四苦八苦してたからな。。
さらにあの人、陣取りゲーム苦手だし。

ただ、それでもタイルを置ける場所を探すのは一苦労だったりするので
戦略とは無関係のそういうところで悩ましいというのは、うーん、若干うまくないかな。
個人的には、あまり苦では無いんだけどこういうのがイヤだという人は絶対居そう。

散々探し回った挙句、置ける場所が無いことが分かってしまうと脱力感があるし
置ける場所が限定されているというのは、こういう陣取りゲームにおいては
自由な発想を阻害する要因にもなりかねない気がする。

まあでも、家コマをいつどこに置くかという点に関しては十分すぎるほど面白い。

勝負の６～７割は、ここで決まる印象であるので、この部分にもっと
スポットライトが当たるようなデザインだったらもっと良かったのになー。

いっそ山か海か、どっちかは無くて良いと思う。

タイルの地形は草原と、その草原を隔てる地形（山か海）だけで構成されていれば
もう少し自由度の高い発想が楽しめるように思うんだけどな。。
（※タイトルがフィヨルドだから、やっぱ海と陸の２種類がいいかな？）

タイルが六角形なので地形は２種類でも、かなりバラエティ豊かなタイルが出来るはず。

うーん面白いんだけど、惜しい。。

2011/12/23

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