たっくんのボードゲーム日記

No.547
イグジット 秘密の実験室
EXIT: Das geheime Labor

プレイ人数:1 - 6
プレイ時間:約120

ルール難易度 ヒントなしで解くのはかなり難しいと思う。
日本語化 言語依存度高いです。


謎解き協力ゲームです。良く分からない実験室に閉じ込められたプレイヤー達は協力して、脱出することを目指します。


左下の絵がその実験室で、ゲームは最初ここから始まります。
部屋には色々なヒントや手がかりが隠されているので、それを頼りに下の写真のダイヤルを回して合わせます。
そうすると、小窓に数字が現れるので



出てきた番号の青いカードをめくると、次の展開に進める。という感じ。
ただし、間違ったカードをめくるとペナルティが待っています。


赤いカードは、青いカードに書かれている指示とかでめくります。
緑のカードはどうしても分からない時のためのヒントカード。

これ以上はネタバレになってしまうので、書けません。。






Brand, Inka
Brand, Markus

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

今年のエキスパート大賞受賞作ということで話題になったりしてますが、やってみると確かに面白いです。

謎解きゲームなので、アンロックと同じく、ネタバレになってしまうため1回しか遊べない。
しかもペンで書き込んだりするので、コンポーネント自体再利用不可となってしまう。

とはいえ、そもそも1回しか遊べないんだからそれで良いんでしょうね。

けど、そういったちょっと面倒な作業がゲームを構成する要素として少々無駄に思えてしまい
色々と洗練されていたり、システムチックなところで良い工夫が見られる分、アンロックの方が良く出来てる、というか好きかな。

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たった1回しか遊べないゲーム・・と言われるとなんだか割に合わないような感覚が先行してしまう。
でも、繰り返し遊べることを捨てた分、その1回の面白さの濃度が高い。

ふと自分のボドゲの棚を見てみると、結構1回しか遊んでないものも多いし、それどころか買って積んだままになってるゲームとかもある。
ならいっそ、最初から1回しか遊べないと決まってるのがあったって全然良いじゃないかと。

繰り返し遊べる=良いゲーム と考えてきたところがあったけど、必ずしもそうじゃない場合もありますね。
自宅で好きなときに遊べるお手軽なリアル脱出ゲーム、と考えれば納得感がある。
あと、1人でも楽しめそうなところも良いかも。

とはいえ、こういうのはやっぱりみんなで協力して話し合ったり知恵を出し合いながら共通の目的を達成するところに醍醐味があるんだと思いますけどね。



2017/09/18


JohnnyBet



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