たっくんのボードゲーム日記

No.114
頭脳絶好調
Einfach Genial

プレイ人数:1 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要




ボード全景。六角形のマスが六角形に並んでて、角には何やらマークがついてます。



2人プレイでは一番内側の白いマスを
3人プレイでは1つ外側の薄いグレーのマスまで使います。

そして4人プレイでは全てのマスを使います。





さてコンポーネントはもう1つあって、こんな六角形が2つくっついたタイル。



これにも同じマークが付いてます。ちなみにプラスチック製。


このタイルを6枚、手札として持ちます。



ちなみにタイル立てが付属している。。カードにも使えるかな?


手番では、このタイルをボードに置いていくのだが
同じマークを直線的に並べると並べた数だけ得点が入る。

例を出した方が分かりやすいので。。たとえばこんな風に置いてみる。



すると、黄色が直線的に2つ並んだのでこれで得点が入ります。
ただし置いたタイルの分は得点には数えないので、これで黄色が1点。


次のプレイヤーがこう置いたとすると



黄色が3つ直線に並んで、置いたタイルは数えないので黄色2点。


獲得した得点は、色ごとにマーカーを動かします。



で、一番少ない色の点数がそのプレイヤーの持ち点になる。
だから、この場合は緑が一番少なくて緑は2点なので
このプレイヤーの持ち点も2点となる。

つまり、全ての色を均等に得点させなければならない。


複数のラインが同時に成立することももちろんあるわけで



こんな場合なら、黄色が2本(それぞれ1点ずつ)で2点
青が1本(1マスなので1点)となる。


これなら、黄色が2マスと3マスのラインが同時にできて
元のタイルを数えないので、それぞれ1点と2点で合計3点。




■ゲームの流れ
・手番ではタイルを1枚プレイする(ボードの上に置く)
・得点を付ける
・手札が6枚になるようにタイルを袋から引く

ここで、6枚になるように・・と書いたのは2枚以上引く可能性もあるからで

各色の得点のMAXは18点なのだが



18点に到達したら、「オレって天才?」と言って(必ず言わなければならない(笑))
手札からもう1枚プレイすることができる。

「天才」は連鎖することもあって、その場合は続けてタイルを出して得点することができる。


ま、こんな感じでボードにタイルが並んでいく。



タイルが置けなくなったらゲーム終了。
得点の多いプレイヤーの勝ち。
(最も少ない色の得点が、最も大きいプレイヤー)





Knizia, Reiner
プレイ記




相棒と対戦、配牌はあまり偏ってなくていい感じだ。



そんな手札とは裏腹に、緑がガンガン伸びる
※初手は全員、ボードに描かれているマーカーに隣接するように置かなければならない。
これはちょっと間違い





うーん、他の色も伸ばしたい。


地味に1個ずつ伸ばす。






黄色がそろそろヤバイので、左上の方で開拓する。




得点状況。左が俺で、右が相棒。ちょっと負けてる・・




オレンジと青が欲しいんだけど、一向にこねーぞ!!




相棒「たっくん、青欲しいんだよね?じゃぁ、これでシャットアウトしちゃえ」



くぅ~、、シャットアウトされなくても置けねーの!


オレンジはポツポツ来て、チョボチョボ得点するものの、やっぱり青が来ない。




この状況に至っても、青が来ない。もうギブアップ寸前。




得点状況、左が俺。青ヤバシ。




やっと1枚来た、おせーよ!




相棒「あ、じゃあこれで緑で、てんさーい!」

相棒「んでこれで、埋めてハイ終了」



相棒「私の勝ち」

俺「・・・・・」

2連敗、あー気分悪い。


あ、タイル全とっかえすればよかったんだ・・・ゲーム終わってから気が付いた。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

もっと頭が茹で上がるのかなーと思ってたのだが、意外とプレイ感は軽かった。
けっこうタイルの引き運によるところが大きかった感じがする。
自分が得点を伸ばそうと思うと、相手へのナイスアシストにもなりやすくて
いわゆる自分だけが得する「妙手」みたいなのはなかなか見つけづらい。

でももちろん、運だけではなく手札は6枚あるし、ある程度先を見越した
戦略も必要になってくる。

ただ思ってたほどのシビアさは無い。けっこうお気楽にプレイできる。
意外とパーティ向きかもしれない。
テーマ性が無いゲームなので割に好みの分かれるところだと思う。
個人的には、システム的な部分も含めて正直あまり好きなデザインではなかった。

なんというかジリジリジワジワした、ガマン比べみたいなのは嫌いじゃないんだけど
それだけだとちょっと物足りない。
ワクワク感や爽快感みたいな要素も欲しいところだと思った。

得点方式もお得意のチグユー方式で、これもどちらかというと非常にジリジリしたものを感じる。
なんかガマンした後のご褒美みたいなのがないんだよな。。

苦しいばっかりではツライ。

あと得点ボードなんだけど、ちょっと抜き差しがしづらい。
これももうちょっと改善の余地がありそうだ。
ミニ版では、だいぶ良くなっていると聞くのだが・・


JohnnyBet



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