たっくんのボードゲーム日記

No.554
ドミノ - チェーテン
Domino - Cheeteng

プレイ人数:3 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


ダブル6のセット(28枚)で遊びます。

よく混ぜて配りきります。4人プレイで7枚ずつ。



スタートプレイヤーは手札から1枚選んで牌を横向きにして自分の前に出します。



次のプレイヤーは前のプレイヤーが出した牌の、自分の方に向けられている目と同じ目で受けなければなりません。
この場合、スタートプレイヤーが5−5を出したので、5を含む牌を出します。



それ以降も同様に直前のプレイヤーが出した目を受けてつなげるようにしてつなげていきます。



5で来たので、手札を見ると出せるのは6−5か5−3のどちらか。



5で受けて3を渡してみます。


そんな感じで、順番に牌を出していきます。

4が来ましたが・・



手札に4がありません。



この場合は任意の牌を伏せて出します。
※伏せて出した牌の目の合計が失点に繋がります



その次のプレイヤーは、伏せて出される前のプレイヤーが出した牌を受けるように出します。



その後、2がきました。



手札の残り2枚を見るとどちらでも出すことができますが・・



改めて場を良く見てみると、2は5枚出されています。


ということは、手札の2枚と合わせて2は全ての牌(7枚)が見えていることになります。

なので、2−2を出しておけば・・



必然的に他のプレイヤーは全員、伏せて出さざるを得ません。



ちなみに出せる牌を持っているけれど、(戦略的に)敢えて伏せて出すこともできます。


自分の出した2がそのまま一周して回ってきたので、その2を受けて、2−6を出せます。



全員手札を出し切ったら1ラウンド終わりで、伏せて出した牌を取り出して目を合計します。






他のプレイヤーと比較して、差分を点数としてもらいます。





全ての牌を表向きで出すことができたら、もらえる点数が2倍になります。
逆に全ての牌を伏せて出してしまったら、倍払いです。

次のラウンドは反時計回りの順、さらにその次のラウンドはまた時計回り、という感じで交互に進行します。






評価・・・

※評価の基準についてはこちら

本当は天九牌でやるゲームでプレイ人数も4人専用なのですが、面白さとしてはドミノ牌でやっても全く遜色無いですね。
むしろ牌の構成が天九牌はちょっと変則的で把握しづらい感じがあるので、どちらかというとドミノ牌で遊ぶ方が好きかな。
慣れてしまえばどうということは無いんですが、デザイン的な見やすさもドミノ牌の方が上のように思った。

まあ、どちらでやっても面白いです。

あとプレイ人数に関して、一応4人専用ということになっていますけど3人でも全然問題ないと思う。
※ダブル6のドミノ牌は全部で28枚なので1枚余りますが、「余った1枚が何なのか分からない」というちょっとした揺らぎも、これはこれで良い感じ。

ドミノ - カンテット も悩ましくて面白いけど、出せる牌が無いときに選択肢があまり無いのがイマイチに思えてしまうことがある。
チェーテンの場合、出せる牌が無いときに、じゃあ 何を伏せて出すか? というのが結構考えどころがあって面白い。
なんせ何を伏せても良いので。

もちろん、6とか5の目がある牌を伏せてしまうと失点が大きくなりやすいのでできれば避けたいところ。
しかし、手札に目の種類がたくさんあると後々、大きい目の牌を伏せて出さざるを得ない状況を回避しやすくなりそうとか、そういうのもある。
それと、表向きで出すことはできる牌を持っているけれど、敢えて伏せて出すことで他のプレイヤーが困るような状況もあるし、ただ単に出せないから仕方なく伏せて出すだけじゃ無い。

伏せられた牌が存在することでカウンティングしづらい状況が生まれることもあり、そういう牌に対してヨミが発生することもある。
全部オープンで出し切れた時は点数2倍なので、達成できた時の爽快感とか盛り上がりみたいなのもありますね。

抜群の遊びやすさに加えて、結構考えどころが多くて繰り返し遊んでもなかなか飽きない。

非常に良いゲーム。

点数は紙に書くか、点数チップ(1×20枚、5×10枚、10×10枚、50×10枚くらい)があれば尚良いかな。
あるいは、良かったらこれを利用してください^^;

2018/02/17


JohnnyBet



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