たっくんのボードゲーム日記

No. -
ジェノバの商人
Die Händler von Genua

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約0

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




ボード全景 格子状に建物が並んだ市街地の様子です。


ここを舞台に、プレイヤーは商売をします。


メインで使う部分は赤枠の中だけで、矢印で示された場所には
資産を置きます。


■資産■
ピンクの矢印 ・・・ カード
青の矢印 ・・・ 商品タイル
緑の矢印 ・・・ 特殊タイル
基本的に、これらの資産はボード上の各種建物を訪れることで獲得できます。 とりあえず、真ん中の建物4つ 順番に見ていくと
大取引カード 小取引カード
カードの中身は。。
どういうことかというと、 大取引カードの場合は、カード下部で指定された3品を 指定された建物(この場合はVilla Monetti)に持っていくと 100ドゥカート(Dukaten)もらえる。 同様に、小取引カードの場合は 指定された1品を、やはり指定された建物に持っていくと 40ドゥカートもらえる。 じゃあ、運ぶ品物はどこから手に入れるのかと言うと 下記の4箇所の倉庫に行くと、対応する商品タイルをゲットできる。
まあ、というわけで基本的には取引カードを手に入れて、そこに書かれている 商品タイルを集めて、指定された建物に届けることで報酬がもらえるというわけ。 手紙カードには2つの建物が指定されていて 2つの建物を(同一手番で)両方訪れると報酬がもらえる。 所有マーカーの獲得に関しては後述。。 とりあえず、写真左の建物に行くと「所有マーカー」というのを ストックから手元に2つ持ってくることができる。 手番では、まず8面ダイスを2つ振ります そして、ダイスで示された場所に茶色の平丸コマを5つ重ねて置きます これを「商人タワー」と呼びます 手番プレイヤーは、商人タワーを行きたい建物に向かって移動させます。 その際、元居た場所に商人コマを1つ残していきます。 で、着いた先の建物で対応するタイルやカードがもらえる。 まあ、こんな感じで商人コマは5つあるので5マスまで移動できる。 ※手紙カードは、このとき書かれている2つの建物両方に商人コマが載っていると達成となる ただし、自分がアクションを実行できる(モノをもらえる)建物は1つだけ その他の建物のアクションの実行権は、交渉で他のプレイヤーに売るのである。 当然、プレイヤーによって行って欲しい建物は違うわけで 「この建物に行ってくれたら、20ドゥカートあげる」 とか 「いやいや、私は25ドゥカートとビール(品物タイル)を出す」 とか 熱い交渉になるわけだ。 交渉は、必ず手番プレイヤーが絡む内容である必要があり 手番プレイヤーを蚊帳の外にした場外交渉はできない。 さて、各アクションの実行が終わったら 前述の所有マーカーを建物に配置するフェーズになります。 これ以降のラウンドで、所有マーカーが置かれている建物のアクションが実行されると マーカーを置いているプレイヤーは銀行から10ドゥカートもらえます。 ※さらにもう1つ特権があり、それは後述します 所有マーカーの配置は、手番プレイヤーから始めます。 で、通路に置かれている商人コマを1つ選びます。 そして、その商人コマに接する建物2つに手元から所有マーカーを置くことができる。 もちろん、手元にコマがなければ置けない。。 所有マーカーを置いたら、商人コマを取り除きます。 時計回りに、マーカーを置けるプレイヤーは置くかどうか決めていきます。 通路に置かれている商人コマがなくなったら、マーカーの配置はそこで終わりになります。 ところで、建物で手に入るものは、カードや商品タイル以外にも 特殊タイルというのが5種類ほどある。 効果は、こんな感じ
手番の最初に、商人タワーを
好きなマスに置ける(ダイスを振らない)
通常1手番で1アクションだが、このタイルを使うと
追加でもう1アクション実行できる
好きな商品タイルを1枚もらえる
好きな資産と任意の資産を1つ交換できる
資産:カード、商品タイル、特殊タイル
※お金は資産に入らない
自分の所有マーカーが置かれている建物のうち
任意の1つで追加アクションを実行できる
この特殊タイルは、「大取引カード」を達成したときにも報酬とは別に任意の1枚を獲得できます。 全員が「手番」を1回ずつ行ったら1ラウンド終了。 プレイ人数に応じたラウンド数を終えたらゲーム終了になります。 最もお金を持っているプレイヤーの勝利です。
Dorn, Rüdiger

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