たっくんのボードゲーム日記

No.61
カルタヘナ
Cartagena

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約45

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




ボード全景。自分の海賊6人を全員脱出させるゲームです。



1本道になってて、左端がスタートで右端がゴール(脱出用の船が置いてある、ちょっと見づらいが)
一番最初に6人全員脱出させた人の勝ち。


道には6種類の絵が描かれていて、コレに対応するカードがやっぱり6種類ある。
帽子、剣、カギ、ボトル、銃、ドクロ



これがカード



つまり、これらのカードが手札として配られて、手番でカードをプレイすると
そのカードと同じマークのところまで海賊を進めることができる。

たとえばこの例で言うと、カギのカードをプレイすればカギのマークの位置まで
ボトルのカードをプレイすればボトルの位置まで海賊を進められる。



んで、もし移動先に別の海賊が居る場合は、その先に進めることができる。


赤で囲ったところは両方とも「銃」なのだが、黄色の海賊は「銃」のカードをプレイしたら
近い方の「銃」のところには既に2人海賊が居るので、その先の「銃」の位置まで進めることができる。




もし、その先にも別の海賊が居ればさらに先に進められるので
場合によっては、スタートから1枚カードをプレイしただけでイキナリゴールなんてこともある。

さて、カードなのだが手番が終わったら毎回自動的に補充してくれるのではなく
手札を補充するためには、海賊を別の海賊が居るところへ戻さなければならない。


たとえば、赤の海賊は青で囲った位置まで戻すと
そこにいる海賊の数と同じ枚数のカードがもらえる。



この場合、2人居るところに戻すので2枚もらえる。
ただし1箇所に海賊は3人までしか置けない。
つまり1回でもらえるカードは最大2枚までなのである。

戻さないとカードの補充ができないので、下手に進めるよりは戻した方がいいという場合も多い。


★ゲームの流れ★

手番でできることは次の2つ

1.カードをプレイして海賊を進める
2.海賊を別の海賊がいるところに戻してカードをもらう

この2つを任意の組み合わせで3回行うことができる。

2回カードをプレイして、1回戻してとか。


こんなとこかな

最初に書いた通り、海賊は6人いるので全員を効率よく進めなければならない。
早く全員脱出させた人の勝ち。





Colovini, Leo
プレイ記



フォルテさん、メゾフォルテさん、たっくん(小)、相棒と5人プレイ。


さて、最初の手札6枚。



んー、銃が多いな。しかし、どんな戦術が有効なのか分からんので、、
ま、とりあえず3枚プレイして海賊を3人進めてみるか。

剣、銃、カギ




剣は2箇所もメゾフォルテさん(赤)が埋めてくれてるので
1枚でけっこー遠くまで進められたぞ。出だしとしてはなかなかいいんじゃないの?



ちなみに、分かると思うけど俺は緑。


あっという間に道は大渋滞。



カードを1枚プレイしては戻すという定石?を繰り返してなんとかカード枚数を維持する。。
特に3人で固まっているところでこれをやると効率がいい。


だんだん、船までたどり着くやつも出始める。



取り残されるのが出てはマズイと思って、俺は6人全員を団子状態で進める作戦。

たっくん(小)「全員ゴールした!」

やるなぁ、1位だよ。


俺まだ3人も残ってる。。


船がラッシュの電車状態だ(笑



フォルテさん(茶色)もあがり。

残るは俺(緑)、相棒(黄色)、そしてメゾフォルテ(赤)さん。


ぽつんと1つ取り残された相棒の海賊。



もうどこまで戻っても後ろに他の海賊が居ないので
カードの補充ができず手詰まり状態。


そこへ、、同じ状態の俺が流れ着く。。



初心者2人、仲良く手詰まりで終了(T_T



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

ルールは簡単だし、意外と奥の深さもありそうだ。
なかなかの好ゲームだと思う。初心者向けの導入ゲームとしてもいいかもしれない。
ただ、人数によって面白味が変わってきそうな雰囲気はある。
進むにしても、戻ってカードを補給するにしても他のプレイヤーの海賊を
いかに上手に利用するかがカギを握っているので、やっぱり人数は多めのほうが
カラミが増えて面白くなりそうだ。そのへんはエルフェンランドと似た感じかな。
今回は5人プレイだったので大いにカラミまくって面白かった。

若干、手札のマネジメントがキツめの印象だが、個人的にはこのくらいの
難しさがあったほうが手ごたえがあっていい。
ただ人によっては、それがしんどいだけに感じてしまったり
ゲームからカヤの外になってしまう可能性もなきにしもあらずな気がするので
良さであり同時に懸念点でもあるかな。。

ボードは分割式になっていて毎回違う組み合わせにできるのはもちろんのこと
リバーシブルになっているので、コースの内容で飽きがくる心配は少なそうな印象だ。

しかし、ちょっとゲームを通して少々単調な感は否めないかなぁ。
欲を言えば的な話だが、もう一押し起伏のある面白味が欲しいところだ。


JohnnyBet



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