たっくんのボードゲーム日記

カルカソンヌ拡張1 騎士と泉
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Wirtshäuser und Kathedralen
ルール難易度 ・・・ 普通、特に難しい点は無い
日本語化 ・・・ 不要
カルカソンヌにはたくさんの拡張セットが出ているのだが、その記念すべき?第1弾。 まず、この拡張セットには「大きいミープル」が入っています
コイツは、街や道の乗っ取りあいになったとき、普通のミープル2人分のパワーを発揮します。 たとえば、この赤プレイヤーの街を乗っ取ろうと思ったら
2つ以上のミープルを送り込む必要があったわけだが・・ 大きいミープルなら、これ1つで2つ分なので
あっという間に乗っ取ることができる
得点が2倍になったりするわけではなく、あくまで 乗っ取りあいになったときにのみ、威力を発揮します。 次に「大聖堂タイル」
街は1タイルにつき2点だったのだが・・ 大聖堂が含まれている街は、1枚3点にパワーアップします!
なのでこの街は9×3点=27点! 大聖堂タイルは4辺とも街なので、必然的に大きな街になりやすく さらに1枚3点になるので、かなり大きな得点源になります。 ただしゲーム終了時、未完成に終わった大聖堂を含む街は0点 リターンが大きい分、リスクも大きい。 最後に「宿屋つきの道」
宿屋が付いている道は、やはり得点がアップして1枚2点になります。 たとえばこの道は、3タイルなので通常3点だが
宿屋が付いているので、倍の6点になる。 道が突如として街と同等の価値を持つので、 街だけでなく、長い道でも熱いバトルになります。
評価 ・・・
この拡張セットは非常に良く出来てると思う。微妙に6人プレイにも対応しているのだが 基本的にカルカソンヌは少人数向きだと思うので、あまり出番は無いんだけど。。 なんと言っても大きいミープルの存在と大聖堂が面白い。 この2つの要素の相乗効果で、大きな得点の街を乗っ取り合いになるので ゲームがより盛り上がりやすくなる。 この拡張セットを加えることで、タイルの枚数自体も増えて より大きな地図になり、満足感というか夢(というとちょっと言いすぎかなw) があっていい感じ。 これだけ強力な効果を発揮する追加要素でありながら、ゲームバランスは まったく崩れていないところが素晴らしい。 基本セットが面白かったら、是非この拡張は手にとってみて欲しい。
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