たっくんのボードゲーム日記

No.519
ふたつの街の物語
Between Two Cities

プレイ人数:1 - 7
プレイ時間:約40

ルール難易度
普通、特に難しい点は無い
日本語化
不要


建物タイル4×4(16枚)で街を作るゲームです。
ただし1人で1つの街を作るのではなく、両隣のプレイヤーと協力しながら1人で2つの街を作ります。
つまり、1つの街は2人のプレイヤーの協力で完成します。


各プレイヤーが得る点数は、担当している2つの街のうち価値が低い方の街の点数となります。


街の点数の付け方一覧


例えば、黄色のアイコンの建物が一直線に並んでいると
1個なら2点、2個なら5点、3個で10点、4個で16点
工場(灰色)は、その街に置かれている工場タイルの枚数で街ごとに順位をつけて、1位の街は工場タイル×4が点数になる。
赤いアイコンの建物なら、できるだけたくさんの種類の建物があったほうがいいとか
公園なら連続して繋がっていれば点数が伸びるとか
住宅(茶色)は、その街にある建物の種類数(アイコンの色)と住宅タイルの枚数の掛け算が点数になる。
でも、住宅の隣に工場があると点数が伸びないとか


これなら公園3つ繋がってるので12点



街を作るための建物タイルを選ぶ方法は世界の七不思議と大体同じ。

1.手札の中から、建設に使いたいタイル2枚を選ぶ。
2.残ったタイルを隣の人に渡す、と同時に逆隣の人からタイルを受け取る
3.受け取ったタイルの中からまた2枚選ぶ・・
という感じ

ま、こんなだと何を選ぶか考える余地が無いんですが・・


最後に余った1枚は捨て札にします。


2枚選んだタイルは、1枚ずつ担当する2つの街に割り振ります。


割り振り方も含めて、2つの街を隣の人と相談しながら作っていきます。



途中、2枚分のタイルを置くフェイズもあります。



もうちょっとで完成。















Matthew O'Malley
Morten Monrad Pedersen
Ben Rosset

評価・・・

協力ゲームなのか個人戦なのか、はっきりしないところが面白い。
両隣のプレイヤーと協力するので、通常の協力ゲームと違って相談相手が2か所あるってのも新鮮。
最後は個人単位で順位が付くのでタッグ制とかチーム戦ともちょっと違う。
しかも、担当する2つの街のうち低い方の点数が自分の点数になるのでゴミ捨て場みたいな街を作るわけにはいかなくて
必ず両隣と相談する必要があるシチュエーションをシステムが強制している点も見事。

当然、隣のプレイヤーは、自分から見て隣の隣のプレイヤーと協力しているので、自分の担当している街の計画が
2つ隣の街の事情の影響を受けたりすることもあって面白い。


この手のゲームって大体、以下の点が気になることが多くて

・タイルの配置で悩んだりすることが多いのでダウンタイムが長くなりがち
・相互干渉が薄くなりがち

といったあたり

で、本作の場合はというと

タイルの配置が同時進行なので、前者は全く気にならない。
後者に関しても、話し合い前提のシステムなので気になるはずがない。
しかも両隣だけに留まらず、さらにその隣のプレイヤーとも間接的に影響を受け合ってるのも非常に良いと思う。

ドラフトに関しても渡す先は協力相手なので、世界の七不思議とは感覚がかなり違う。

建物タイルの点数の付け方をもうちょっと改良できそうな感じではあるけれど
プレイ時間の短さの割に中身は濃くて、オリジナリティある面白さに溢れていると思う。

工場の枚数で街ごとに順位をつけたりとかがあるので、4人以上くらい欲しい感じではあるけど
これはとりあえずA付けとく。

2016/09/12




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