たっくんのボードゲーム日記

No.107
アウフアクセ
Auf Achse

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約90

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 カードの日本語化が必要




ボード全景。ドイツを中心にオランダ、スイス、イタリアの各都市が道路で結ばれています。




都市から都市へ荷物をトラックで運んでお金を稼ぐゲームです。



最も稼いだ人の勝ち。


これが仕事カード。



どの都市からどの都市へ荷物をいくつ運ぶといくらもらえるかが書いてある。
ちなみに各プレイヤーのトラックには荷物を6個まで積むことが出来る。


このカードは最初に3枚配られる以外は、競りで手に入れる。

出発地に着いたら、このカードを公開して自分の前に置く。
と同時に、トラックに荷物コマを積む。

目的地に着いたら荷物を降ろして報酬をもらうといった感じかな。


仕事カードは4枚がオープンになっていて任意の都市に着いたら
この中の1枚を競りにかけることができる。




荷物コマを積んでいるところ。



赤い三角のマークのマスはイベントカードを引くことができるマス。
サイコロをもう1回振ったりできる。


というわけで、トラックはサイコロを振って進めます。



ただし、サイコロは2個振ることができて、出た目のうち好きな方を選択できる。
写真の例だと6か1を選べる。


で、1を選んだときは好きなところを1箇所「通行止め」にできる。




こんな感じ。



これでライバルのトラックの通行を邪魔したりできる。


仕事カードが尽きたらゲーム終了。





Kramer, Wolfgang
プレイ記



フォルテさん、メゾフォルテさん、たっくん(小)、相棒と俺で5人プレイ

さて、最初の仕事カード3枚。



トラックには6個まで荷物を積めるので、いっぺんに
2~3件の仕事をこなすと効率がいい。

あとは、配達先で新たな仕事を請け負えるよう仕事カードを落札していく。

バーゼル、ミュンヘン、、とりあえず南部で仕事を集中的に受注することにする。


ウィーンで荷物を積み込む俺のトラック





仕事は3件を一度にこなす。



追加のトレーラーを購入して積載量を増やす。
4個積めるトレーラーと6個積めるトレーラー。

これで合計16個も一度に積むことができる。

⇒ちなみに、これは大失敗だった。うまく活用できず。。



たっくん(小)が配達先で荷物を積み込んだりして効率的にお金を稼いでいる。

それを見ていた他の全員・・・
終盤、仕事カードが残り1枚となった、たっくん(小)が集中的に狙われ進路妨害されまくる。



しかし、実は相棒がトップ目で、そのまま逃げ切りでした。


うーん、あんまりうまく書けてないな^^;
こういうパッと見た目でゲームの進行の様子が分かりにくいゲームは記事が書きづらい・・



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

5人プレイだったからかなぁ?かなり待ち時間が気になった。
基本的に競りと、例の通行止め等々以外はあまりカラミらしいカラミもなく
淡々と自分の仕事をこなすといった印象だった。
つまり、かなりソロプレイ感が強い感じだ。
他のプレイヤーの動向にあまり左右されるものが少ないので
待ち時間が辛かったのかもしれない。

プレイ感は軽い部類でルールもそれほど難しくは無い。
中だるみのようなものを感じるには至らなかったけれど
やはりソロプレイ感の強さから来るもろもろの弊害が気になった。

システムとしてもあまりこれと言って特筆するようなものも無い。
このくらいのものなら日本のボードゲームの中にも有りそうな感じ。

まぁ強いて言えば、サイコロを2個使って目を選べたり
1と6は多少特殊であったりするところくらいかな。
ただ、やはり基本的には6の目が出ることを期待していることが
多いので、ジレンマと呼べるほどのものでもない。

いかに効率よく仕事を競り落として、こなすか。
競りがあるのでこのへんに面白味を見出すことも出来なくもないかもしれないが
1回の手番で、サイコロを振って、トラックを動かして、荷物の積み下ろしをして
さらに競りまであるというのはちょっと詰め込みすぎなのではないかと思った。

ゆえに手番が長くなりがちで、待ち時間のつらさに拍車をかけていたのかもしれない。

後半、競りの部分がなくなってくるとだんだんゲームがテンポアップした感じもあったが
正直、特に序盤はちょっと辛かった。

なにか、他のプレイヤーの動向が気になるものと
序盤中盤終盤のメリハリがもう少し欲しいと思う。

普通のすごろくゲームと言ってしまえばそれまでかもしれないが・・
楽しめなくは無いんだけどね。


JohnnyBet



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